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婚約指輪・結婚指輪

2020.02.05

婚約指輪と結婚指輪はどこが違う?失敗しない選び方と相場とは

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いよいよ結婚を意識して、あとはプロポーズだけとなったときに考えるのは婚約指輪と結婚指輪のことではないでしょうか。結婚を間近に控えたカップルにとって指輪は愛の証であり、一生ものだからこそ慎重に選びたいものです。今回はこの2つの指輪にどのような違いがあるのか、また相場はどれぐらいなのかなどをご紹介していきます。

一生の思い出。婚約指輪の意味と選び方

プロポーズをするときに欠かすことができない婚約指輪。贈る側も贈られる側も、その相場が気になるところですよね。ここでは、婚約指輪の意味や相場、おすすめの人気デザインなどをご紹介します。

婚約指輪とは

婚約には結婚時の婚姻届のような法的手続きがありません。そのため婚約指輪には、ふたりの婚約を内外に知らせ、正式なものにするという重要な意味が込められています。
昔は「婚約指輪は給料の3ヶ月分」と言われていましたが、現在の婚約指輪の平均購入金額は約36万5,000円。給料の約1~2ヶ月分程度が相場のようです。
ただ、これはあくまでも相場なので、そのときに自分ができる精一杯のことをすれば、彼女もきっと喜んでくれるでしょう。

婚約指輪を購入するタイミングと決め方

婚約指輪を恋人から受け取るときには、「結婚してください」という愛のメッセージと共にサプライズが理想的という女性も多いでしょう。予期していなかっただけに、感激もひとしおかもしれません。もし、彼女の好みやサイズがわかっているようなら、事前に婚約指輪を購入し、プロポーズのときに渡すのもおすすめです。
ただ、中には彼女の指輪サイズや好みのデザインをあまり良く知らない人もいるはず。一生ものの大切な婚約指輪ですから、自分だけで選ぶのは荷が重すぎると感じる男性もいるでしょう。
最近では、プロポーズのあとにふたりで婚約指輪を選ぶというカップルも増えてきました。その方が彼女好みのデザインの指輪をプレゼントすることができますし、サイズも指にフィットしたものを選ぶことができて安心です。

彼女のハートを射止めたい!婚約指輪はどんなデザインが人気?

婚約指輪は、結婚指輪よりも見た目が華やかな指輪のほうが好まれる傾向にあります。代表的なデザインは、ダイヤモンドのソリティア(爪あり)。婚約指輪といえば、このデザインを思い浮かべる方が多いのでないでしょうか。エレガントな印象で人気がありますが、高さがある分引っかかりやすいので、最近ではあまり爪の高さがないものが好まれる傾向です。
日常生活でも婚約指輪を身に着けたいという女性からは、メレダイヤをちりばめたデザインが注目されています。比較的リーズナブルな値段で購入できるため、若いカップルにも人気があります。
また、華奢なダイヤモンドをぐるりと並べたエタニティリングも上品な雰囲気で注目を集めます。華やかさと同時に、さまざまなシーンでの使い勝手の良さから、婚約指輪として購入するカップルも。

これから長いお付き合い。結婚指輪の意味と選び方

結婚指輪は、結婚式でお互いに指輪の交換をするときになくてはならないアイテムです。婚約指輪は省略しても、結婚指輪は欠かすことができないと考える人も多いでしょう。ここでは、結婚指輪の意味や購入するタイミング、最近の傾向などをご紹介します。

結婚指輪とは

結婚指輪の起源はヨーロッパだと言われています。ローマ時代、結婚の際にはローマ教皇のもとその証として指輪の交換がなされました。結婚指輪を薬指にはめる習慣は、薬指は心臓とつながっているという言い伝えが由来となっています。
日本で結婚指輪の風習が始まったのは明治時代から。それまでは、指輪をアクセサリーとして身に着けるという概念そのものが一般的ではありませんでした。ちなみに、婚約指輪の風習はさらに遅く昭和30年代。婚約や結婚の証として指輪を贈り合う風習は、つい最近日本に根付いたものなのです。

結婚指輪の相場と購入タイミングは?

婚約指輪の相場は先述したように約36万5,000円ですが、結婚指輪の平均購入価格は夫婦ペアで24万4,000円と少し相場が下がります。婚約指輪は、永遠の愛の象徴としてダイヤモンドがあしらわれているものがほとんどなので、その分値段も高くなりがち。一方、結婚指輪は夫婦ペアで日常的に身に着けることが多く、宝石のない(もしくは目立たない)シンプルなものが好まれるので、婚約指輪よりも値段が低る傾向にあるのです。
結婚指輪は結婚式の前にふたりで選ぶというカップルが大半。一緒に選ぶことで「夫婦になるという意識を強く持つことができる」「お互いの好みをすり合わせたデザインを選べる」といったメリットがあります。

結婚指輪の基本デザインと最近の傾向とは

結婚指輪はほとんどの場合、夫婦ペアのデザインになっています。男性が普段身に着けても違和感のないようにシンプルな指輪に仕上がっていることが多いです。また、女性の場合、最近では婚約指輪と結婚指輪の重ね着けを前提としたデザインで選ぶ人も増えています。
基本的な重ね着けは、左手薬指に結婚指輪が下で婚約指輪が上になるように身に着けます。これには、結婚の証である結婚指輪が外れないように、婚約指輪で留めておくという意味が込められています。
重ね着けを前提として結婚指輪を選びたい方は、ジュエリー店でバランスなどを考慮して提案してもらうと良いでしょう。

婚約指輪と結婚指輪を購入する際のポイントとは

婚約指輪や結婚指輪は、ファッションリングとは違った観点で選ぶ必要があります。特別な指輪だからこそ、後悔しない選び方を覚えておきましょう。価格や流行に流されることのない、長く身に着けられる指輪を選ぶポイントなどをご紹介します。

質で選ぶ

婚約指輪でも結婚指輪でも、購入するときに一番気になるのが値段です。考えている予算の範囲内で、なるべくよい指輪を選びたいという人は、質で選びましょう。特にダイヤモンドの指輪を選ぶときは、カラットだけで選んではいけません。それ以外にも、ダイヤモンドの価値を高めるカラー、カット、クラリティの品質・価値のうち、どれを優先するのかをじっくり考える必要があります。たとえ小粒のダイヤモンドでも、品質の良いものは輝き方がまったく違って見えるはずです。
また、同じランクでもショップによって値段が違うこともあるので、複数のショップを見て回るのも良いかもしれませんね。

フィット感で選ぶ

ファッションとしての指輪を選ぶ際は、値段やデザインなどを優先して考える方が多いのではないでしょうか。しかし、婚約指輪や結婚指輪はフィット感も重要です。特に結婚指輪は基本的に肌身離さず身に着けておくものですから、着け心地に違和感があるとストレスになってしまうことも。
たとえば、内側のカーブが指にフィットしていないと指と指輪の間に隙間ができ、抜けたりくるりと回ってしまいます。毎日身に着けるものだからこそ、フィット感を優先させて選ぶことが大切です。

アフターサービスで選ぶ

婚約指輪や結婚指輪を長く身につけている間に、壊れてしまったり、指のサイズに合わなくなってしまったりすることもあるでしょう。そのような場合を想定して、アフターサービスが充実しているブランドを選ぶことも大切なポイントといえます。
ブランドによって保証期間が決まっていたり、永久保証が付いていたりするところも。また、指輪のサイズ変更加工に対応してくれる場合もあります。長い目で見たときに安心できるアフターサービスがあるかどうかを、購入前にしっかり確認しておきましょう。

婚約指輪と結婚指輪はふたりの物語の証人

婚約指輪と結婚指輪は、縁があるふたりが出会ってから結婚に至るまでの証であると言っても過言ではありません。だからこそ、婚約指輪も結婚指輪も相場にとらわれず、思いを込めたものにしたいものです。普段身に着けることの少ない婚約指輪も、身に着けたときに「あの頃」の気持ちが蘇るような指輪を探してみてはいかがでしょうか。

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