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コラム

2020.11.11

結婚式のブーケの選び方

花嫁と花婿とブーケ
ブーケは結婚式に欠かせないものの一つ。ぜひこだわりを持って選びましょう。ここでは、結婚式のブーケを決めるときチェックしておきたいポイントを紹介します。

ウエディングドレスや体型に合うものを選ぶ

ブーケの形状や大きさは、ウエディングドレスのデザインや体型に合うものを選びましょう。

例えばボリューム感のあるドレスなら、ブーケはふんわりした形状がおすすめです。一方、スレンダーなシルエットのドレスなら、縦ラインが強調される形状のブーケが良いでしょう。

また、身長が低めの人は小ぶりなブーケだとバランスが良くなります。逆に高身長の人はボリュームがある方が見栄えがしますよ。

ドレスのデザインや体型が一番美しく見えるブーケを選びましょう。

旬の花を取り入れるのがマスト

ブーケを選ぶ時は、「季節感」を意識することが大切です。見る人に違和感を与えないよう、その季節にふさわしい旬の花を選びましょう。

そもそも、季節外れの花を選んだブーケは高額になりがちです。季節にあった花を選ぶことはコストカットにもつながりますよ。

ブーケの種類&相性の良いウエディングドレス

ウエディングドレスとブーケは、相性があり組み合わせ方も大切です。どのブーケがどのようなタイプのドレスに合うのか、詳しく見ていきましょう。

かわいさ抜群のオールラウンダー・ラウンドブーケ

バラのラウンドブーケ
ラウンドブーケは、定番の一つです。花を半円形に寄せ集めて作られており、正面から見ると文字通り「丸く」見えます。

きわめてシンプルなブーケですが、アレンジの幅が広いのも魅力の一つ。花の種類によって「かわいい」「上品」などと自由に印象を変えられます。

基本的にはどのタイプのドレスにもマッチしますが、特におすすめは裾が大きく膨らむAラインやプリンセスラインのドレス。愛らしいシルエットを実現できます。

優美なシルエットが上品・キャスケードブーケ

「キャスケード」とは英語で「滝」のこと。その名の通り流れる滝のように優雅な縦長シルエットが特徴です。

こちらもブーケの型としては定番ですが、優雅さや上品さを強調したいときに向いています。特に大ぶりの花の組み合わせは存在感があり、クラシカルなスタイルの結婚式にはぴったりです。

特に裾の膨らみすぎないAラインやスレンダーラインのドレスと合わせると清楚で上品な雰囲気になりますよ。

涙のような形状・オーバルブーケ

一見すると「しずく」にも似ているため、「ティアドロップ」とも呼ばれることも。花材次第で印象がガラッとかわるため、ドレスの引き立て役としては最適といえます。

ラウンドブーケとキャスケードブーケの中間くらいのサイズ感は、どんなタイプのドレスとも好相性です。なかでも裾が広がるAラインやプリンセスラインなどと合わせると一層愛らしい雰囲気になりますよ。

ナチュラル派におすすめ・クラッチブーケ

茎を切りそろえた花を「掴む=クラッチ」だけなので、クラッチブーケと呼ばれます。

シンプル&ナチュラルな形状なので、どちらかというとカジュアルなスタイルの結婚式におすすめ。リゾートウエディングやガーデンウエディングなど、リラックス感のある式のスタイルとよくマッチします。

すっきりしたシルエットのマーメイドラインやスレンダーラインのウエディングドレスにおすすめです。

バッグ、ボール、リース、バスケットブーケなど

個性派の新婦さんにおすすめの、「持ち手」が付いているブーケです。カバンのように持つバッグブーケ、球状のボールブーケ、ドアに飾るリースのようなリースブーケ、さらには花かごのようなバスケットブーケなど、バリエーション豊富にそろっていますよ。

このタイプのブーケは、キュートな印象に。
大人っぽいスレンダーライン以外のドレスならOKです。近年は和装婚のブーケとして人気があります。

大輪の花が迫力満点・メリアブーケ

メリアブーケは、プリザーブド加工した花びらをいくつも重ね、大輪の花に見立てたブーケです。ゴージャスな大輪の「カメリア(椿)」がその名前の由来とされています。

メリアブーケの特徴は、何といってもそのデザイン性の高さ。花びらの彩色も自在なので、思い通りのブーケができます。

ブーケの存在感を活かすなら、シンプルでスレンダーなラインのウエディングドレスがおすすめです。

ブーケの費用・相場

相談するカップル
結婚式のブーケは、選ぶ花材やボリューム、デザインなどで価格が大きく異なります。実際に新婦さん達がブーケにかける費用の相場をケースごとに見ていきましょう。

式場を通して依頼する場合

式場を通してブーケを依頼する場合、一般的な費用は2~5万円といわれます。一般的な相場よりはやや高額になりがちですが、トラブルが発生しにくく、ブーケのバリエーションも豊富。そして何より「式場提携」という安心感があるのが魅力です。

また式場に飾る花とブーケをトータルコーディネートしたい場合も、式場提携業者ならスムーズに対応してくれますよ。

フラワーショップなどに外注する場合

フラワーショップに直接依頼する場合の費用相場は1~3万円ほどです。中間マージンが発生しないぶん、式場提携業者に依頼するよりはコストを抑えられるでしょう。

ただし、有名フローリストなどに依頼すれば、より費用がかさむケースもあります。

また、フラワーショップに外注する場合、注意したいのが「式場にブーケを持ち込めるか」という点です。式場によっては、衛生上の問題から外部持ち込み不可とするところもあります。

フラワーショップに依頼する際は、事前に式場に確認しておきましょう。

【ウエディングのシーズン別】ブーケにおすすめの花&選び方

ブーケは結婚式の季節に合うものを選ぶと、式に季節感が出ます。それぞれの季節を象徴する、ブーケにおすすめの旬の花を紹介します。

春のウエディングにおすすめなのはカラフルな花

春には華やかな色の花材が多く登場します。特におすすめは、次のような花です。

・チューリップ:春の花の代表。色のバリエーションが豊富で合わせやすい
・シャクヤク:大輪の花が華やかでウエディングにぴったり。咲ききっていない花はかわいい印象に
・ライラック:小さな花が可憐な印象。束ねるとボリューム感が出て見栄え◎

春は愛らしくやわらかい色の花を選ぶと季節感が高まります。

夏のウエディングは涼やか&艶やかなカラーの花

夏は、明るくビビッドなカラーの花がたくさん。夏のウエディングにおすすめなのは、次のような花です。

・ひまわり:夏の花の代表格。パキッとしたイエローカラーはアクセントとして使うのも◎
・あじさい:暑さを忘れさせる爽やかな印象あり。特にジューンブライドにぴったり
・プロテア:夏のウエディングでは特に人気の高い花。大輪の花はインパクト抜群

夏の明るい日差しに合う、生き生きとした花材を選びましょう。

秋はシックなカラーの花で上品に

暑さが一段落する秋は、花もシックで落ち着いた色のものが多い印象です。秋のウエディングには、次のような花がおすすめです。

・コスモス:秋を代表する花。定番のピンクの他チョコレートカラーなどバリエーションが豊富
・ダリア:大輪の花が華やかな印象。シックな色を選ぶと上品で大人っぽいブーケに

秋のブーケは、木の実などを加えるとより季節感が高まります。

冬は温かみのある花材が◎

空気が冷たく澄んでくる冬は、ブーケ用に温かみのある花材が多く登場します。冬のウエディングにおすすめなのは、次のような花です。

・ポインセチア:クリスマスムードにぴったり。ビビッドな赤色は純白のドレスと好相性
・クリスマスローズ:上品で落ち着いたピンクカラーがおしゃれ。「いたわり」という花言葉がウエディングにぴったり

この他、ゴールドに色付けした松ぼっくりなどをアクセントに添えると、冬らしさ満点の華やかなブーケになりますよ。

素敵なブーケで花嫁姿を引き立てよう

ブーケを持ってうつむく女性
結婚式のブーケを選ぶときは、ウエディングドレスのデザインや体型などを考慮して選びましょう。また、花材には季節の旬の花を取り入れると季節感が出ておすすめです。ブーケは花嫁さんにとって欠かせない結婚式の小道具の一つ。しっかりこだわって選べば、理想の花嫁姿に近付けますよ!

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