【結婚式】ゲストの平均人数と内訳
結婚式の準備をする際に決めなければならないのが、招待するゲスト人数。一般的にどれくらいのゲスト人数で結婚式が行われているのでしょうか。まずは、全国のゲストの平均人数とその内訳を紹介します。
全国のゲストの平均人数と割合
ゼクシィ結婚トレンド調査2021年によると、披露宴・ウエディングパーティーのゲストの平均人数は42.8人です。新型コロナウィルス感染症の影響により、2020年の調査と比べて23.5人減少しています。
ゲスト人数の割合を見てみると70人未満が多く、20人未満の少人数で行われる結婚式も少なくはないようです。人数に決まりはないので、ふたりがイメージする結婚式にあわせて決めると良いでしょう。
地域別のゲストの平均人数
ゲストの平均人数は地域によって多少異なります。自分達が結婚式を挙げる地域の平均人数を知っておくと参考になるでしょう。
<地域別のゲストの平均人>
- 首都圏:43.2人
- 東海:41.4人
- 関西:39.9人
- 九州:52.9人
(ゼクシィ結婚トレンド調査2021年調べ)
ゲストの内訳と平均人数
2021年に結婚式へ招待したゲストの内訳と平均人数は次の通りです。
<ゲストの内訳と平均人数>
- 親族:18.4人
- 学生時代の恩師・友人:16人
- 勤務先の上司・同僚:7.4人
- 親の友人・知人・近所の人:0.7人
- その他:0.9人
(ゼクシィ結婚トレンド調査2021年調べ)
コロナ禍の影響で人数が全体的に減っていますが、例年、親族や学生時代の恩師・友人が割合的に多く、次に勤務先の上司・同僚が続いています。
【結婚式】ゲスト人数別の特徴と雰囲気
招待するゲスト人数によって、結婚式の特徴や雰囲気も異なります。ここでは、人数別による結婚式の特徴や雰囲気を紹介します。
ゲスト人数30人未満の結婚式
ゲスト人数30人未満の結婚式は、友人や会社関係者を招待せずに、親族だけで行うケースが多いようです。リゾート地で式を挙げる場合は、ゲストを気遣い少人数に抑えるカップルもいます。
親族とアットホームでゆったりとした雰囲気の結婚式にできるのが魅力です。少人数のため、凝った演出やゲストとの時間を大切にした結婚式ができますよ。
ゲスト人数60人~70人の結婚式
全国の平均人数と同じぐらいの60人~70人の結婚式では、友人や会社関係者をバランス良く招待することができます。ちょうどゲスト全員を見渡せるくらいの人数です。対応できる結婚式場も多く、ふたりが希望する結婚式が叶いやすいでしょう。
ゲスト人数100人以上の結婚式
付き合いが深い親族や会社関係の人、友人など全員を招待したい場合や、二次会を行わず披露宴のみという場合には、100人を超える盛大な結婚式になります。広い披露宴会場のあるホテルや結婚式場、ゲストハウスなどが会場として選ばれているようです。
【結婚式】ゲスト人数の決め方とタイミング
ふたりが希望する結婚式の雰囲気や何を優先するかによって、ゲスト人数と決めるタイミングも変わってきます。ここからは、ゲスト人数の決め方とタイミングについて見ていきましょう。
イメージに合った結婚式の人数に合わせる場合
初めに、ふたりがどんな雰囲気の結婚式にしたいのかをイメージしてみましょう。お世話になった上司や仕事関係の人を多く招きたい、親族だけでアットホームな雰囲気にしたいなど、具体的にイメージすることで、ゲスト人数が自然と決まります。
会場を見学する際に人数がある程度決まっていないと、予約が取りにくいこともあるため、見学前に大まかの人数を決めておくとスムーズです。
招待したい人を全員招待する場合
両家ともに招待したい人を全員招待する場合は、大人数での挙式可能な会場を選ぶことになるので、早めに人数を決定する必要があります。契約後の人数変更に対応できない会場もあるため、会場決定前のタイミングである程度人数を決めておきましょう。
気に入った結婚式場の収容人数に合わせる場合
結婚式場で招待人数の上限がある場合や、ふたりが気に入った結婚式場で挙げたい場合などは、その会場に合わせて人数を決めます。会場見学中や会場決定後のタイミングで人数を決めると良いでしょう。
結婚式の予算に合わせる場合
ゲストが増えると、料理や引き出物などの予算も増えていきます。結婚式場でひとり当たりにかかる費用を算出してもらえば、予算に合わせて人数を確定できます。会場見学の時までに大まかな人数を決めておき、会場決定後のタイミングで予算に合わせて調整しましょう。
【結婚式】ゲストのリストアップのステップ&ポイント
次に具体的に誰を呼ぶのかをリストアップしていきましょう。ここからは、ゲストをリストアップする際のステップとポイントを解説します。
①カテゴリに分けて名前を書き出す
友人・親戚・職場関係のカテゴリにわけて、人数や出席の有無を気にせず、招待したいと思う人を一人一人書き出していきます。
②カテゴリ内で優先順位をつける
カテゴリ内で「主賓」「招待するべき人」「できれば招待したい人」と優先順位でグループ分けしてリストを作成します。宿泊代やお車代などの項目も入れておくと、後々準備の際に利用できて便利です。
③調整してゲスト人数を確定する
結婚式場の招待可能な人数や予算などの関係で、調整が必要な場合もでてきます。人数が多い時は「できれば招待したい人」の数から見直してみましょう。
【結婚式】ゲスト人数を決める際の疑問点
ゲストをリストアップする時に、招待する人の線引きや両家のゲスト数のバランスなどについて疑問がわいてくる人も多いでしょう。ここでは、疑問点についての対策を紹介します。
招待する人・しない人はどうやって決めるの?
どこまでの人を招待するかの線引きは難しいため、明確な基準を設けることがポイントです。
自分達だけでなく、親の意見も聞いて決めましょう。また、どこまでの親戚を呼ぶのか、両家でしっかりと話し合っておくことも大切です。
「招待すべき人」「できれば招待したい人」と優先順位でグループ分けする際に、ある程度人数を絞っていくのがおすすめです。
職場関係は角が立たないように、客観的に見て納得しやすい基準で選ぶことが大切です。職場の先輩や同僚が結婚した際のゲスト人数を参考にしたり、上司に相談したりすると良いでしょう。披露宴には上司、二次会には同僚や後輩といったように分けて招待する方法もあります。
両家のゲスト人数はそろえた方が良いの?
両家のゲスト人数をそろえた方が良いのかどうかも気になるところ。それまで生きてきた道のりや、お世話になった人などが違うことから、お互い招待したい人数に差は出るものです。そのため、基本的には人数をそろえる必要はありません。
ただし、どこまで招待するかの線引きが違っていると、人数に大きく差が出てしまいます。あまりに差がある場合は、両家の線引きを見直してみましょう。人数を気にする親や親戚もいるため、決まったら伝えておくと安心です。
結婚式のゲスト人数はしっかり相談をして決めよう
結婚式のゲスト人数は、希望する結婚式のスタイルによって決まります。ゲスト人数を優先するのか、会場の収容人数を優先するのかも決める際のポイントです。ゲスト人数は結婚式全体にかかわってくるため、お互いの親を交えてしっかり話し合って決めましょう。