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2020.03.19

男性にも多いマリッジブルー。原因や対処法を知ろう

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大好きな人との、待ちに待った結婚。結婚式の準備は大変ですが、それすらドキドキワクワクする人生の一大イベントですよね。けれど、なんだか気持ちが沈んでしまうということはありませんか?それは、「男性のマリッジブルー」かもしれません。2人で結婚までの道のりを力を合わせて歩んでいくためにも、男性のマリッジブルーの原因や対処方法をチェックしましょう。

男性のマリッジブルーの症状例

マリッジブルーと聞くと、結婚を目前に控えてナイーブになっている女性を想像します。しかし、実はマリッジブルーは男性にも起こるんです。既婚者の中でも、マリッジブルーを経験したという男性が多くいるようです。

では、マリッジブルーになると、具体的にどのような症状が出るのでしょうか。マリッジブルーの症状例を紹介しますので、自分にあてはまっていないかチェックしてみてくださいね。

1.彼女に会いたいという気持ちが薄れる

男性のマリッジブルーの症状で多いのが、彼女に会いたいという気持ちが薄くなってしまうという症状です。結婚式の前は、2人で力をあわせて準備する作業がたくさんあります。そんな中で、1人でいたい、彼女に会いたくないと感じたら、それはマリッジブルーかもしれません。

彼女と一緒にいても、そっけない態度をとってしまったり、共通の話題を楽しなくなったりということがあるようです。

2.イライラしやすいなど情緒不安定になる

イライラしたり急に不安になったりと、いつもとは違う負の感情がわいて情緒不安定になるのも、男性のマリッジブルーの症状です。

結婚したくないわけではないのに、迷いが生じてしまうことも。人によっては、彼女に結婚の延期を申し出る人もいます。弱気になって、愚痴をこぼすことが増えることもあるようです。

3.体調を崩しやすくなる

マリッジブルーでは、心だけでなく体の調子にも変化が現れます。それは男性も同じです。睡眠不足など生活のリズムが崩れるものから、頭痛や吐き気、食欲の減退といった体調不良まで、さまざまな症状があげられます。

体調を崩すことでイライラが増すなど、心の不調につながって悪循環に陥ってしまうこともしばしばあります。

男性のマリッジブルーの主な原因

1.「夫」や「父」になる責任感

結婚をしたら、1人の人生ではなく、2人や家族の人生を守るという命題ができます。結婚生活は夫婦2人で作っていくものですが、「男性が家族を支えるもの」といった考え方が日本社会に根強く残っているのも現実です。その責任感に押しつぶされるそうになり、マリッジブルーになる男性が多いようです。

2.経済的な不安

男性が家族を支えるという考え方は、精神的な支柱としてでなく、お金についても言えます。経済的に、家族を一生守っていけるのか不安になる男性が多いようです。

もともと給料が低く経済的な不安がある人はもちろん、結婚式の準備を始めたら思いのほか経費がかかって不安になることもあります。

生計を維持しなければいけないので、転職はもちろん、体調を崩して仕事を休むことすらできないように感じてしまうようです。

3.環境やライフスタイルの変化に対する恐怖

結婚したら多くの場合、2人での共同生活が始まります。自分で自由に使っていた時間、場所、お金など、自由にならないものが増えることが想定されます。そういった環境の変化の中で、上手にやっていけるのか怖くなってしまうようです。ライフスタイルが変化することに嫌悪感を感じる人もいます。

さらに、結婚相手の家族との付き合いなど、人間関係の変化を疎ましく思う場合もあります。結婚式の準備を進める中で、彼女の親が口を挟んできたときなどに感じるようです。

4.結婚相手に対する不安や不満

マリッジブルーの原因は、結婚相手にあることもあります。結婚式の準備をしていると、意見が対立し口論が増える場合もあるでしょう。一生に一度のイベントですから、お互いが譲れないポイントがあるのは当然のことかもしれません。

普段はなんとかやり過ごしていた彼女に対する不満を、放置できなくなることも。ケンカが続けば、結婚前でなくても「本当にこの人でいいのかな」と考えてしまうのは自然な流れですよね。

マリッジブルーになりやすい男性の特徴は?

結婚生活や彼女に不安を抱えても、マリッジブルーになる男性とならない男性がいます。一体どんな人がなりやすいのでしょうか。マリッジブルーになりやすい男性の特徴をチェックしておくことは、考え方や行動を変えるヒントになりますよ。

1.真面目で完璧主義な人

責任感が強くて完璧主義な人は、良い面よりも「ここが不十分だ」とマイナスな面を考えがちです。真面目すぎるが故に、不安材料にばかり注意がいってしまう人は、マリッジブルーになりやすいようです。

責任感が強いので、人に頼らず自分で問題解決をしようとします。周囲に相談できないことで、どんどん1人考え込んでしまうことも特徴的です。

2.自分に自信がない人

自分の経済的な状況や、これまでの職歴・学歴などで、自分に自信が持てない人がマリッジブルーになりやすいと言えます。自分では彼女や家族を守れないと考えてしまっていませんか?

マリッジブルーかもと思ったら男性ができる対処策

楽しみな結婚のはずなのに、不安やプレッシャーで気分は沈みがち。そのまま彼女との時間を過ごしても悪循環になるばかりなので、思い切って気分転換をしてみましょう!

1.友達と会って話を聞いてもらう

結婚式の準備の間は、どうしても彼女との会う時間が中心になります。頭は結婚でいっぱいです。視点を変えた考え方や、思い切り違う話題について考えられるよう、信頼できる友達と会う時間を作りましょう。彼女のことや結婚のこと、仕事のことなど、自分が今思っていることを話してみてください。

気の置けない友達といる時間は、それだけでリラックスになりますよね、話を聞いてもらっているうちに、自分の感情が整理されていく場合もあります。友達の意見が、マリッジブルーを解決する糸口になるかもしれません。

2.等身大の自分でいよう

家族を守る強い男性でいたいと思うことは悪いことではありませんが、彼女の前で自分を大きく見せる必要はありません。ましてやこれから一緒に生活していくのだから、見栄をはって自分を強く大きく見せても彼女にはわかってしまいます。

それよりも、自分のあるがままの姿を見せましょう。今の不安な気持ちを素直に彼女に相談してみるのもいいかもしれません。等身大の自分のまま彼女にぶつかれば、きっと受け止めてくれますよ。

3.思考の転換をはかろう

結婚式や結婚生活は、夫婦で力をあわせて作っていくものです。男性だけが責任を持つ必要はないし、そうあるべきではありません。嬉しいことや楽しいことだけでなく課題も共有し、2人で乗り越えていくのだと考えましょう。

自分の考え方は凝り固まっていて、考え込んでいても変わっていくのは難しいです。スポーツで汗をかいたりカラオケで思い切り歌ったりしたら、頭がすっきりして結婚を楽観的に考えらるようになったという人もいました。自分の好きなことをして気分転換することが、思考の転換へとつながるかもしれません。

思い切って彼女に打ち明けたら、彼女の頼もしい一面を見て救われることもあります。

男性のマリッジブルーは2人で解決しよう

一度生まれた結婚への不安は、時間が経てば解決することもあります。結婚してしまえば「そんなこともあったな」と思うかもしれません。けれども、2人でできる方法を実践して、少しでも前向きな時間を多く過ごしたいですよね。小さな心のわだかまりを放置せず、幸せな結婚へ向けて2人で乗り越えてくださいね。

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