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婚約指輪・結婚指輪

2023.03.13

結婚指輪の裏石とは

結婚指輪
はじめに、結婚指輪の裏石とはどんな石なのか、どんな意味を持つのか紹介します。

結婚指輪の内側にあしらわれた石

結婚指輪の裏石とは、表面からは見えない指輪のアームの内側に埋め込まれた石のことです。「シークレットストーン」「インサイドストーン」「内石」とも呼ばれることがあります。結婚指輪のオプションは、イニシャルやメッセージ、結婚記念日などを刻印することも多いですが、裏石も結婚指輪のオプションとして一般的なものです。

パートナーとの絆の証やお守りの意味を持つ

結婚指輪の裏石には、さまざまな意味が込められています。例えば、パートナーとの絆の証として入れる人もいます。結婚指輪は常に身に着けている人も多いので、裏石にパートナーの誕生石を選べば心の絆を感じられるでしょう。
自分自身の誕生石やふたりの記念日にまつわる石を選んでも、もちろん問題ありません。石にはそれぞれ特別なパワーが宿っていると考えられているため、石の持つ意味合いから選ぶことも一般的。裏石としてあしらったリングをいつも身に着ければ、お守り代わりにもなります。

結婚指輪の裏石に選ばれることが多い石

結婚指輪の裏石に決まりはないため、さまざまな石が選ばれています。ここでは、結婚指輪の裏石として良く選ばれている石について紹介します。

誕生石

並んだ宝石
結婚指輪の裏石として選ばれることが多いのが、誕生石です。誕生石は生まれた月によって石が異なり、それぞれ石に込められた意味にも違いがあるため、特別感のある結婚指輪になります。ブランドによっては、生まれた日の曜日に基づく星座石を選べることも。
誕生石には、自分の生まれた月の石を身に着けることで、災いを避け幸運を招くという言い伝えがあります。自分の誕生石はもちろん、パートナーの誕生石や結婚した月の誕生石を選ぶ人も多く見られます。

ダイヤモンド

ピンセットで挟んだダイヤモンド
婚約指輪にあしらう石の定番であるダイヤモンドは、結婚指輪の裏石としても人気があります。ダイヤモンドは定番のホワイトダイヤモンドの他に、ブルーダイヤモンドやイエローダイヤモンド、ピンクダイヤモンドなどカラーバリエーションが豊富な石です。さまざまな色のダイヤモンドを裏石に選べるブランドも多く、色によって持つ意味が異なるため、石言葉で選んでも良いかもしれませんね。

サファイア

4つのサファイア
結婚指輪の裏石として、青色の石を選ぶ人も多いです。代表的なのがサファイア。その理由は、ヨーロッパに伝わるサムシングフォーのおまじないに由来しています。サムシングフォーとは、結婚式の日に花嫁が「Something old(古いもの)」「Something new(新しいもの)」「Something borrowed(借りたもの)」「Something blue(青いもの)」の4つのSomethingを身に着けると幸せになれるという言い伝えです。
ブルーは聖母マリアを象徴する色でもあり、花嫁の清らかさや誠実さを表現しています。美しい青に輝くサファイアは、特に人気の高い青い宝石です。

結婚指輪に裏石をあしらうメリット・デメリット

結婚指輪を確認する男女
結婚指輪の裏石を入れるかどうかは、ふたり次第。結婚指輪の裏石を入れるメリットとデメリットを踏まえ、入れるかどうかを決める参考にしてみてくださいね。

メリット①パートナーを身近に感じられる

ふたりの記念日にちなんだ石やパートナーの誕生石を裏石に選ぶことで、パートナーを身近に感じられるメリットがあります。デザインの異なる結婚指輪を選んだ場合でも、同じ裏石をあしらうことでペア感が出てパートナーとのつながりを感じられるでしょう。ふたりにとって意味のある石を選べば、より特別感が増します。

メリット②見えないおしゃれを楽しめる

普段は隠れたところにセッティングされているため、見えないおしゃれを楽しめます。あまり華やかなデザインの指輪を身に着けられない人でも、自分だけにわかるおしゃれになるでしょう。普段見えない所にあしらわれているので、男性も取り入れやすいようです。

デメリット①裏石が曇りやすい

基本的に裏石は見えるものではないため、デメリットはあまりありません。強いて言うなら、裏石は結婚指輪を身に着けていると常に肌に触れるため、汗や皮脂等で汚れやすく曇りやすいのがデメリットと言えます。
裏石は内側に埋め込まれており凹凸ができるため、裏石をあしらっていない指輪と比べるとやや汚れが溜まりやすいでしょう。裏石の取り扱い方法に合ったメンテナンス方法で、定期的にクリーニングするのがおすすめです。アフターサービスとして洗浄をしてくれるブランドもあるので、購入時にお店に確認してみてくださいね。

デメリット②仕上がりまで時間を要する

結婚指輪の裏石はオプションなので、仕上がりまでに通常より時間がかかることもあります。またブランドによっては、有料オプションであることも。注文の際には、どれくらいの日数が必要になるかも確認しましょう。裏石を希望する場合は、スケジュールに余裕をもって注文するようにしてくださいね。

結婚指輪に裏石を入れる際の注意点

裏石を指輪に入れている人
結婚指輪の裏石を入れる場合、石の選び方や入れる場所について、いくつか注意しておきたい点もあります。

裏石に向かない石は避ける

石のなかには、裏石には向いていないものもあります。例えば肌に直接触れるものなので、汗や皮脂等の汚れに弱い石は避けた方が良いでしょう。また水に弱い石や洗浄に弱い石も向きません。汚れや水に強く、硬度の高いものを選ぶのがおすすめです。
裏石に向かない理由 石の種類
傷がつきやすく水や熱にも弱いためおすすめしない サンゴ
ヒスイ
パール
ターコイズ
オパール
ラピスラズリ
ローズクォーツ
超音波洗浄に向かないため洗浄時に注意が必要な石 ブルートパーズ
タンザナイト
エメラルド
ムーンストーン

サイズ直しできる場所に入れる

裏石を入れる場所によっては、その後サイズ直しなどのお直しができなくなることもあります。また刻印も入れる場合、お直しによって文字が途切れてしまったり、裏石を入れるスペースを確保するために文字数の多い刻印ができなかったりすることも。裏石をオーダーする前に、販売店へ確認することをおすすめします。

裏石が選べるフェスタリアの結婚指輪

ブライダルリングを多数取り扱うフェスタリアでは、結婚指輪に裏石を入れられるサービスを提供しています。最後に裏石を入れられるフェスタリアの結婚指輪を紹介します。

着け心地の良いシンプルな結婚指輪

フェスタリアのRigel リゲル
フェスタリアのRigel リゲル
凛と光り輝く1等星リゲルをイメージした結婚指輪です。シンプルを追求したデザインで、身に着ける人を選びません。内甲丸タイプで、着け心地の良さは抜群。女性用はダイヤモンドが入っていないタイプと、ダイヤモンド1石タイプから選べます。裏石には「曜日石」「星座石」「誕生石」のいずれかから、好みの石をセッティングできますよ。

ウェーブラインが美しい結婚指輪

フェスタリアのAria アリア
フェスタリアのAria アリア
緩やかなウェーブラインが美しい結婚指輪。指にしっとりなじむ着け心地で、手元をすっきり美しく見せてくれます。センターにメレダイヤをあしらっているタイプのデザインは、控えめながら華やかさがあります。裏石は「曜日石」「星座石」「誕生石」から選べます。

ふたりらしさを表現できる結婚指輪の裏石を選ぼう

結婚指輪の交換をする新郎新婦
結婚指輪の裏石は普段見えないところにあしらわれている、ふたりだけの愛の証です。誕生石や石の持つ意味などを考えながら、どんな石を入れるかを決めましょう。結婚指輪に裏石を入れて、ふたりらしい特別な結婚指輪にしてくださいね!

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