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コラム

2021.04.13

週末婚の魅力に迫る!理想の結婚生活を叶えるために、知っておきたいこと

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週末婚とは、平日は別々に暮らしながら、週末だけ夫婦として同居する結婚スタイルのことです。お互いの仕事を諦めずに済む、結婚しても独身時代と変わらない生活を送れるなどのメリットがあります。本記事では、週末婚の概要やメリット・デメリット、さらには週末婚をする前にふたりで話し合いたいポイントについて紹介します。

週末婚とは

料理をするカップル
週末婚とは、週末のみ夫婦として過ごす結婚のスタイルです。キャリア志向の夫婦や自由な結婚生活を望む夫婦に多いと言われます。最初に、週末婚について詳しく見ていきましょう。

週末のみ夫婦として過ごす結婚スタイル

平日は別々の場所でそれぞれの生活をし、休日や週末には夫婦でともに過ごす週末婚。これまでの型に捉われず、自分達らしい自由な結婚スタイルを好むカップルにぴったりです。恋人時代と変わらないように思える週末婚ですが、婚姻関係にあるため、夫婦としての義務や責任は生じます。

キャリア志向の女性や自由な暮らしを望む夫婦に多い

昨今は女性の社会進出が当たり前の時代。共稼ぎしている夫婦は珍しくはなく、結婚によってキャリアを諦めたくないと感じる女性も増えています。週末婚は、結婚して好きな人とつながっていたいけれど、自分のキャリアや時間も手放したくない…。そんな女性にとっても最適な選択肢のひとつです。

週末婚のメリット

生き生きと働く女性
週末婚には、思い通りのキャリアプランを描ける、自分のライフスタイルを変える必要がないなど、さまざまなメリットがあります。ここでは、週末婚のメリットについて紹介します。

理想のキャリアプランを描ける

週末婚では、今までと変わらない平日を過ごせます。それまで仕事優先で過ごしてきた女性も、そのスタイルを変える必要はなく、理想のキャリアプランを目指しやすい環境と言えるでしょう。平日は仕事に集中して、週末は好きな人とのんびり過ごす。週末婚なら、メリハリの利いた生活を送ることができるでしょう。

自分のライフスタイルを変える必要がない

結婚前とほぼ同じ生活ができるのも、週末婚の大きなメリット。従来のスタイルは、結婚するとふたりの同居生活が始まるため、ある程度相手への配慮も必要となります。自分の好きなようには行動できない時もあるでしょう。しかし、週末だけを夫婦一緒に過ごすなら、結婚前のライフスタイルを変える必要はありません。友達付き合いや飲み会の制限など気兼ねがなく、これまで通り自分の都合で参加・不参加を決められるのも良いですね。

ふたりの関係がマンネリ化しにくい

結婚して毎日顔を合わせるようになると、恋愛中のドキドキした高揚感は落ち着いてきます。パートナーを異性として意識しにくくなり、恋人よりも家族としての認識が強くなるケースも。これはもちろん素敵なことですが、できるなら恋人への恋愛感情は持ち続けたいものです。週末婚なら平日に会えない分、パートナーへの新鮮な気持ちも長続きします。パートナーと会える週末が待ち遠しく感じ、恋心が日々を過ごす上での大切なモチベーションとなってくれるでしょう。

対等な関係を維持できる

パートナーとふたりで暮らす場合、家事や経済的な負担を完全に平等に分けるのは難しいものです。どちらかが相手に依存したりされたりすることとなれば、対等な関係を築くのは難しいかも知れません。その点、パートナーと別々に暮らしていると、家事やお金の支払はそれぞれが担当することとなります。お互いが相手に依存することなく、自立した良好な関係を築きやすくなるでしょう。

週末婚のデメリット

喧嘩をしたカップル
週末婚には、夫婦として過ごす時間が少なく、結婚の実感が得にくいために生じるデメリットもあります。週末婚を考える場合には、デメリットについても理解しておきましょう。

夫婦として過ごす時間が少ない

週末しか会えないと、夫婦として過ごす時間が足りないと感じる場合もあるようです。例えば、会話が減ったり、お互いに知らないことが増えたりするでしょう。また、スキンシップが少なければ、言葉以外のコミュニケーションも不足しがちに。週末婚をする場合には、ふたりで過ごせる時間を大切にしましょう。

経済的負担が増える

お互いに離れて暮らす週末婚では、家賃や光熱費はそれぞれ必要となります。生計をともにする夫婦と比較すると、世帯支出は多くなるでしょう。夫婦それぞれが自分の財布を持っている場合は、独身時代と変わらない金銭感覚である人も多く、夫婦としての資産が貯まりにくくなることも。将来のためのマネープランについて、ふたりで前もって話し合っておくと良いですよ。

お互いの生活が把握しづらい

離れて暮らしていると、相手がどのような生活を送っているのか見えにくくなるもの。相手の仕事の状況、気持ちの浮き沈みはもちろん、何にお金を使ったのか、どのようなスケジュールで動いているのかなど、日常の生活が分かりにくいです。離れている分、連絡をこまめに取るなど、ふたりのルールを決めておくと安心です。

離婚に対するハードルが低く感じる

それぞれが精神的・経済的に自立している週末婚夫婦の場合、「パートナーがいなくても変わりなく生きていける」状況のため、離婚へのハードルが低く感じる人も。ケンカや行き違いがあっても、同じ空間で長時間一緒に過ごす必要性がないため、すぐに話し合って解決しよう、と行動する機会が持ちづらいかもしれません。定期的に、家族としての将来像やお互いの想いをじっくり話す時間を作りましょう。

週末婚を始める前に話し合っておきたいこと

話し合うカップル
週末婚を始める前には住民票や連絡方法など、事前に話し合っておいた方が良いことがいくつかあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

住民票について

夫婦別々に住民票を持っていると、会社から家族手当や家賃補助などを受けられない場合があります。また、配偶者が亡くなると支給される遺族年金についても、受けられないケースも。週末婚の夫婦が結婚による手当や補助、年金などを受けるためには、夫婦である事実を証明できるようにしておくことが大切です。

連絡方法や頻度について

週末にしか会えないからこそ、夫婦は積極的にコミュニケーションを取ることをおすすめします。連絡方法や頻度については、結婚する時に具体的に決めておきましょう。お互いに連絡方法や頻度をルール化すれば、コミュニケーションの希薄化も防げるはずです。

周囲への説明内容について

週末婚を選択する場合、「周囲にどのようにして伝えるか」「どのように理解してもらうか」が重要な問題となります。週末婚は比較的新しい結婚のスタイル。周囲の人、特に親世代の中には「共感できない」と言う人もいるかもしれません。せっかく結婚したのなら、たくさんの人に祝福されたいですよね。ふたりの考えや立場をきちんと説明しましょう。

子どもを持つことについて

将来子どもができた時、週末婚を続けるのは難しくなる場合もあるかもしれません。育児にかかる負担を考えると、ふたりでおこなうのが望ましく、どちらか一方に負担が偏るのは避けたいところです。子どもができてからの働き方やお金の使い方などについて、あるいは週末婚を続けるのかについても、きちんと話し合っておきましょう。

週末婚で自分達らしい夫婦のかたちを見つけよう

微笑むカップル
週末婚は、夫婦として一緒に過ごすのは週末だけとなります。平日はお互いの生活を変えずに済むため、結婚によるライフスタイルの変化はほぼありません。近年は結婚のあり方も多様化しており、従来通りの夫婦のかたちにこだわる必要はないでしょう。「キャリアを諦めたくない」「ひとりの時間も大切にしたい」というカップルは、週末婚で自分達らしい夫婦のかたちを見つけてくださいね。

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