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コラム

2022.02.16

指輪が抜けない時の対処法|原因と外し方、指のむくみ解消やサイズ直しも紹介

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指輪が抜けない時は、焦らずに対処することが大切です。むくみが原因であるケースも多いため、血行を良くすると抜けることもあります。この記事では、指輪が抜けない原因や外し方、指のむくみの解消法を紹介。さらに、きつくなってしまった指輪のサイズ直しについてもみていきます。

指輪が抜けない原因

指輪をつけた女性
指輪が抜けない主な原因は、指のむくみと体型の変化。指のむくみは一時的なものですが、体型の変化が原因の場合は注意が必要です。ここでは、それぞれの原因について詳しく紹介します。

指のむくみ

指輪の抜けない原因で多いのが、指のむくみ。アルコールや水分の摂りすぎ、冷え性による血行不良、リンパの詰まり、ストレスなどによって指がむくみます。また、女性はホルモンバランスの変化でむくみやすい周期もあります。むくみが原因の場合は、時間の経過、マッサージによる血行改善などによって、指輪が外せることが多いです。

体型の変化

指輪の購入から時間が経過している場合、そもそも今の指のサイズに合っていないのかもしれません。以前は問題なく着け外しができた指輪も、体型の変化によってきつくなってしまうことがあります。これは、長い期間身に着ける結婚指輪などに多いケース。指輪がきつい状態が続くと指を痛めてしまうので、無理せずサイズ直しをするのがおすすめです。

抜けない指輪の外し方

指輪を外す様子
ここでは、抜けない指輪の外し方をいくつか紹介します。また、どうしても外れない時の指輪の切断についてもみていきましょう。

指輪をずらしながら外す

指輪が外れないと焦ってしまいますが、コツを押さえて指輪を動かすとスムーズに外れることも。まずは、基本の外し方を試してみましょう。
<やり方>
  1. 指輪をつけた指の第二関節を軽く曲げる
  2. 反対の手で左右から指輪をつまむ
  3. 指輪を手の甲側に少し持ち上げた状態で少しずつ左右に動かし、指先の方へずらして外す

石鹸を使って指輪を外す

石鹸を使って、滑りを良くして外す方法もあります。ハンドクリームやクレンジングオイルなどで代用することも可能です。抜けた指輪はきれいに洗って、石鹸や油分が残らないようにするのも忘れずに。また、パールなど水に弱い宝石が付いている場合は、こちらの方法以外のやり方を試してみてくださいね。
<やり方>
  1. 指と指輪の間に石鹸の泡をなじませる
  2. 指輪をずらしたり、回したりして滑りを良くする
  3. 指先に向けて指輪を少しずつずらして外す

糸を通して指輪を外す

糸を巻き付けて指を細くし、指輪を上にずらしていく方法もあります。オリーブオイルなどを併用して、滑りを良くするとさらに外しやすいです。
<やり方>
  1. 指輪と指の間に糸を通す
  2. 指先側に出ている糸を、指の第二関節と第一関節の間あたりまできつめに巻き付ける
  3. 指輪をくるくると回しながら、巻き付けた糸の上を滑らせるように外す

消防署で指輪を切断して外す

指輪が指に食い込んでうっ血しているなどの場合は、早めに指輪を外した方が良いです。上記の方法を試しても外れない場合は、指輪を切断して外す方法もあります。消防署では、人命救助のためにリングカッターを置くケースもあり、お願いすると指輪を切断してくれることも。指輪は壊れてしまいますが、どうしてもの時は相談してみてはいかがでしょうか。
また指輪が抜けた後も指が痛かったり、変色があったりする場合は、整形外科で診てもらうと安心です。    

指のむくみの解消法

手のマッサージ
指の血行を促し、むくみを解消すれば、指輪が抜けやすくなることもあります。ここでは、指のむくみの解消法を紹介します。普段から意識的に行えば、今後指輪が抜けなくなるのを防ぐとともに、指をすっきり細く見せられるでしょう。

グーパー運動で血行を良くする

手のひらや指の血行を良くすると、むくみが解消されます。簡単にできるグーパー運動を試してみてください。
<やり方>
  1. 手のひらを上向きにした状態で両手を前に出す
  2. 手をグーの形に握って3秒ほどキープする
  3. 指が反るように手をしっかり開いて、3秒ほどキープする
  4. 10~20回を1セットとし、数セット繰り返す

むくみ解消のツボを押す

「合谷(ごうこく)」「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれる、むくみ解消のツボを押す方法も。「合谷」は、親指と人差し指の付け根の延長線が交わる場所、「労宮」は、手のひらの中央で手を握った時に、中指の先端が当たる場所にあります。それぞれ、何度か繰り返し押すことで血行が良くなり、むくみが解消される場合があります。

マッサージでむくみを解消する

指のマッサージをして、血行を良くする方法もおすすめです。指の付け根から先まで、ゆっくりとさすったり揉んだりするだけでも血行が促されます。ハンドクリームやオイルなどで、滑りを良くして行うと良いでしょう。その他、母指球(親指の付け根の下のふくらんだ部分)を揉むのもおすすめです。
指のむくみ解消については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

指輪のサイズ直しについて

指輪を修理する女性
指輪が抜けても、サイズが合っていなければ今後身に着けるのは難しくなります。大切な指輪なら、サイズ直しを検討してみてはいかがでしょうか。ここでは、指輪のサイズ直しができる場所や直し方、費用などを紹介します。

ジュエリーショップ・修理専門店で修理できる

指輪のサイズ直しは、指輪を購入したジュエリーショップでできます。お店によってはアフターサービスで、サイズ直しが無料の場合も。保証書があるか、期限や回数が設けられているかなどを確認してみてください。その他、ジュエリーの修理専門店にお願いする方法もあります。修理期間は依頼先によって異なりますが、2~3週間ほどかかる場合が多いです。

修理方法によって指輪の仕上がりが異なる

指輪のサイズを大きくする時は、指輪を一度カットして素材を足したり、指輪そのものを叩いて伸ばしたりしてサイズを調整します。素材を足す場合はその分費用がかかりますが、強度を上げられます。叩いて伸ばす場合は指輪に負荷がかかるため、刻印などがつぶれたり、デザインが変わってしまったりするおそれも。事前に仕上がりについて確認し、サイズ直しをしましょう。

費用は指輪のデザインによって異なる

指輪のサイズを大きくする場合、使用する素材の種類、直し方などによって費用は異なります。デザインによって、追加する素材の量が多くなることもあり、相場と呼べる価格を出すのが難しいのです。修理をお願いする場合は、まず見積りを出してもらうと良いでしょう。

指輪が抜けない時は落ち着いて対処しよう

指輪が抜けないと焦ってしまいますが、落ち着いて対処すればきちんと外せることが多いです。まずは、紹介した外し方を試してみましょう。また、抜けた指輪はサイズ直しをすれば今後も使用できるので、ジュエリーショップなどに相談してみてくださいね。

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