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婚約指輪・結婚指輪

2020.03.19

婚約指輪のケースのことをもっと知って最高のプロポーズを

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真心をこめて贈る婚約指輪。どんな指輪にしようかと思い巡らせる瞬間はきっと真剣そのもののはず。でも、それを収めるケースのことまでは考えていなかったという人も多いのではないでしょうか。大切な婚約指輪のための大切なケースです。婚約指輪用のケースの役割や入手方法について確認しておきましょう。

婚約指輪ケースの役割

ケースに入っていてもいなくても指輪は指輪。それでも婚約指輪がほぼ必ずといってよいほどケースに収められているのには理由があります。婚約指輪用のケースの役割とはいったいどういったものでしょうか。

傷や汚れから婚約指輪を守ってくれる

大切な婚約指輪を、傷や汚れがつかないように付属のケースに保管する人は多いです。しかも、ジュエリーボックスなどを持っているという場合でも、そこに他のジュエリーやアクセサリー類とともに収納することはせず、婚約指輪だけは個別のケースに保管するというのが主流の傾向。

婚約記念という特別な意味を持った指輪であることや、引っかけたり傷つけたりしやすいデザインである場合が少なくないことなどの理由で、他の指輪とは一線を画した特別扱いとなることが多いと考えられます。

素敵な高級感を演出してくれる

理屈でいえば、ケースのデザインや品質と指輪のそれとは無関係。しかし、人の気持ちはそこまで合理的にはできていないようです。芸術品のように美しいケーキが紙皿に載せられていたら残念に感じ、豪華なバラの花束が新聞紙にくるまれていたらがっかりするでしょう。婚約指輪も同じことです。

心を弾ませ目を楽しませる性質のものは特に、中身そのものだけではなく側を含めた全体の醸す雰囲気がやはり重要。人に差し上げるものであれば一層重要で、特別な想いをこめて贈る婚約指輪なら……言うまでもありません。デザイン性に優れ高級感のあふれるケースは、婚約指輪をより格調高く、上品に、魅力的に見せてくれます。

プロポーズのドキドキ感を増加させてくれる

プロポーズをするとなって平常心でいられる人はまずいないはず。プロポーズを受ける側もまた、ドキドキするものです。

プロポーズのスタイルは十人十色といえますが、誰もが思い浮かべるという点で王道といえそうなのが、プロポーズの際に婚約指輪の入ったケースをパカッと開けて見せる、通称「箱パカ」です。蓋を開ける瞬間には唯一無二の高揚感があり、小さくとも胸を打つサプライズ。

婚約指輪に特別感やときめきを与えるものとして、ケースは大きな意味を持つといえるでしょう。

婚約指輪用のケースはどうやって用意するの?

婚約指輪用のケースはどのようにして用意すればよいのでしょうか?

通常、婚約指輪にはケースがついてくる

誕生日やクリスマスなどに贈ったことのあったアクセサリーは、箱タイプのケースではなく小さな巾着袋のようなものに入っていたような……と思い出して心配になっていますか?

安心してください。少なくとも婚約指輪として販売されている品であれば、ケースがついてこないということは通常まずないと考えられます。

各ブランドの世界観や美意識が具現化されているといえるのがケースです。特定のブランドが気に入っている相手なら、そのケースを見ただけでテンションが上がるはず。

ケースが付属しなければ別途購入を

お店側が婚約指輪として販売しているものであるかどうかにこだわらずに選んだ場合、箱タイプのケースではなく袋などに入った状態での引き渡しとなることもあるかもしれません。

普段使いのアクセサリー類よりもはるかに長期間手元に置いておくことが想定される婚約指輪の場合、やはりそれなりにしっかりとしたつくりのケースでないと保管がやや不安です。手持ちのジュエリーボックスに収納するなどと明確に決めているのであればその限りではありませんが、そうでなければ婚約指輪専用のケースを別途手に入れておくと安心でしょう。

付属ケース以外の婚約指輪用ケースの用意が必要となる例

婚約指輪を購入したお店の専用ケースがあっても、それとはまた別のケースを用意する必要がある場合もあり得ます。どういったシチュエーションが考えられるでしょうか。

ケースにこだわりがある場合

相手の目に婚約指輪よりも先に触れるのは、婚約指輪の収められたそのケースです。
だからケースにもこだわりたいと考える場合には、納得のいくケースを別途購入することになるでしょう。

ハート型のもの、磁器製のもの、LEDライトが点いて指輪をより一層きらめかせるものなど、指輪用のケースが各種販売されていますので、気に入ったものを見つけましょう。

婚約指輪を忍ばせておきたい場合

思い描くプロポーズの方法はさまざま。胸ポケットなどに忍ばせておいた婚約指輪をここぞのタイミングでスッと取り出して驚かせたいと考えるなら、サプライズを前提とした「持っていることがバレないサイズのケース」を別途用意する必要があるかもしれません。

こっそり忍ばせておくといえば、ケースや袋などに入っていない裸の指輪をポケットから取り出して……というシーンをドラマや映画などで見かけることがあります。もしも同じような演出を検討しているのであれば、現実にはかなりのリスクが伴う方法である点をよく考慮しましょう。

指輪はごく小さい装身具です。持ち歩くうちにどこかに紛れてしまいやすいですし、最悪の場合落としても気がつかないということも起こり得ます。

どうしても裸の指輪をサッと相手の目の前に差し出したいという場合にも、小さなケースに収めた状態のものをポケットの中に入れておき、ポケットに手を入れたときにケースから指輪だけを取り出すなどの方法が無難です。

お店オリジナルのケースが桐箱タイプの場合

和テイストのブランドなどの場合、お店オリジナルのケースが桐製という場合があります。一般的な婚約指輪用ケースの雰囲気が好みという場合には、そういったケースを桐製ケースとは別に用意することとなるでしょう。

また、両家顔合せの席や結納などでは、婚約指輪を桐箱に収める習慣があることから(蓋裏などに寿の字が入った紅白のケースの場合もあり。ただし昨今では一般的なケースに収めたものを三方に載せるなどの対応もよく見られます)、こうした習慣を重視するお店でも桐箱に収められて引き渡しということがあります。

桐箱はあくまで儀式用途として提供され、後日保管用の一般的なケースもつけてくれる場合も多いですが、念のためお店に確認してみましょう。

もしもお相手にお気に入りのブランドがあるなら……

お相手にお気に入りのブランドがあることがわかっている場合、そのブランドの婚約指輪を購入すればブランドオリジナルのケースに収められるはずですので何の問題もありません。ですが、そのブランドで気に入ったデザインの指輪を見つけられなかったり予算的に折り合わなかったりといった事情により他のお店で購入することになる場合もあるでしょう。

そうした場合、しかし、宝飾品店が自社オリジナルのケースだけを販売するということは基本的にないと考えたほうがよいでしょう。どうしてもそのブランドオリジナルの専用ケースで贈りたいということであれば、同ブランドの婚約指輪を購入することがほとんど唯一の解決策となります。

想いのこもる婚約指輪のケース

お店オリジナルのケースにはお店のコンセプトと祝意がギュッと凝縮されているといえますし、手間をかけて別途用意したケースには贈り手の真心が詰まっているといえます。ふたりの関係が次のフェーズへと移りより深まることを意味する婚約指輪。そんな婚約指輪を大切に守るケースにも少しだけこだわってみませんか?

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