人気デザイン「ハーフエタニティ」とは？
リングのデザインの中でも人気の高い「ハーフエタニティ」。具体的にどういった特徴を持つデザインなのでしょうか。
「永遠（Eternity）」を表すエタニティデザイン
Eternity（エタニティ）とは「永遠」「永久」といった意味。指輪においては、リングにぐるりと宝石を留めたデザインのことを指します。宝石が途切れないことから、永遠に続く愛をイメージさせるデザインといえます。
ハーフエタニティはそのエタニティの宝石部分が半周になっているデザインのこと。
ただエタニティとだけ言えば、通常は全周に宝石が留めてあるものを指しますが、半周のハーフエタニティとの区別をするため敢えて「フルエタニティ」と呼ぶこともあります。
輝きが整然と並ぶから端正な華やかさ
リングに留められている宝石の一粒一粒は小ぶりながら、宝石が隙間なく整然と並んでいるため、独特の整った華やかさがあるのがエタニティのデザインです。
ハーフエタニティの場合、そうした華やかな箇所はリングの半周に限られますが、人から見える手の甲側はフルエタニティと何ら変わりません。宝石が半分だからといって放たれるキラキラとした輝きが半分になるわけではないのです。
ハーフエタニティの魅力とは？
人気の高いデザインであるハーフエタニティ。その魅力とはどういったものでしょうか。
手のひら側が地金で使いやすさ◎
立爪デザインのような出っ張りがないのがエタニティ。引っかかりリスクが少なく、比較的使いやすいデザインです。
そして、ハーフエタニティの場合は宝石が留められているのは手の甲側だけ。手のひら側が地金となっていることから、宝石を留めている爪などの周囲のデザインに傷がついてしまうリスクも少なく、一層使いやすいデザインといえるでしょう。
フルではなくハーフだからサイズ直しもOK
憧れる人も多いエタニティデザインですが、リング全周にびっしりと宝石が留められているデザインであるだけにサイズ直しが難しいのが泣き所といえます。
その点、ハーフエタニティなら半周は地金となっているので、サイズ直しもある程度までなら対応可能な場合が多いです。（デザインによってはサイズ直し不可の場合もありますので、販売店に確認しましょう）
「華やかx実用的」で婚約・結婚指輪にもぴったり
手のひら側に来る部分には宝石が留められておらず地金となっているという特徴により、家事などの作業を行うときにも邪魔にならず、日常生活の中でも身につけやすいのがハーフエタニティです。
人から見える手の甲側には宝石のきらめきがあるので寂しくならず、歳を重ねた手にも華を添えてくれますので、永く身につけ続けられるデザインといえます。将来的なサイズ直しにも対応するものであれば、長年にわたりともに時を刻んでいくことになる結婚指輪でも安心です。
また、宝石の粒が大きめのものならゴージャスな印象となりますので、婚約指輪にもふさわしい華やかさといえるでしょう。
フォルムがすっきりしているので重ね付けがキマる
宝石が多数留められているとはいっても基本的にアームに沿ったすっきりとしたフォルムなのがハーフエタニティです。そのフォルムのシンプルさから、いろいろなデザインの指輪との重ね付けがしやすい点も魅力の一つです。
ただし、留められている宝石の分だけ高さが出るので、高さが違いすぎる指輪との重ね付けはしづらいという点に留意しましょう。
フルエタニティよりも手の届きやすい価格
フルエタニティに比べ、留められている宝石がほぼ半分。その分だけ価格もフルエタニティより手頃となるのがハーフエタニティです。エタニティの華やぎはきちんとありつつも、もう少し手の届きやすい価格というのは嬉しいポイントですね。
ハーフエタニティについて知っておきたいこと
ハーフエタニティというデザインの注意点にはどういったものがあるでしょうか。
宝石を留める爪が引っかかる場合あり
立爪のような大きな出っ張りはないものの、宝石の間に細かな爪が並んでいるので、それが時々引っかかるという可能性があります。
そうしたちょっとした引っかかりが気になる場合、並んだ宝石をアームの上下から（ちょうどレールで挟むように）地金でホールドした「レール留め」という技法が解決策となるでしょう。レール留めには爪がないため引っかかりがありません。
宝石が取れてしまうことも
並んだ宝石の粒のいずれかがポロッと取れてしまうことがあり得ないとは言い切れません。同じエタニティでも石の留め方は複数ありますので、日常的に使いたいという明確な希望があるなら、より強度にすぐれた留め方のものを選ぶと安心です。
上下があるデザインなので回転すると目立つ
宝石のついている半周が手の甲側、地金の半周が手のひら側と上下のあるデザインのため、つけている間にクルクルと回転してしまうと向きのズレがよくわかります。気になる人は気になるかもしれません。
ただし、この特徴は裏を返せば、宝石のきらめきがふさわしくないと思われる場面では宝石側が手のひらのほうに来るように意図的に回転させられるというメリットと捉えることもできます。
「永遠の絆」をセミオーダーのエタニティリングで
フェスタリアではエタニティリングをカスタマイズしてオーダー可能。ダイヤモンドの留め方やアームの幅・素材をお好みでアレンジできます。このセミオーダーシステムを利用して、おふたりだけの絆の証としてのエタニティリングを手にしてみてはいかがでしょうか。
セミオーダーの流れ
フェスタリアのエタニティリングのセミオーダーの流れは次のとおりです。
1. ダイヤモンドのセッテイング方法を「爪留め」または「レール留め」から選びます。
2. リングの幅を選びます。爪留めの場合3種類、レール留めの場合2種類の幅からお選びいただけます。（リング幅によってダイヤモンドのサイズが変わってきます）
3. フルエタニティまたはハーフエタニティからデザインを選びます。（フルエタニティはリングサイズによりダイヤモンドの数が変わってきます）
4. リングの素材をプラチナ（純度別に2種類）、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの中から選びます。
Luxe Eternity
Luxe Eternityは、おふたりのお好みに合わせてカスタマイズ可能なダイヤモンドエタニティリングです。
エタニティリングには珍しい鍛造製法で仕立てられており、永く身につける指輪としても安心感のある強度を実現しているのもポイントです。
華やぎも使いやすさもハーフエタニティなら両方叶う
手の甲側はフルエタニティ同様の見た目、その一方で手のひら側は宝石の留められていない地金となっているため実用性もばっちりのデザインがハーフエタニティ。エタニティリングとプレーンリングのいいとこ取りといってもよいでしょう。とりわけ華やかさを求めたい婚約指輪としても、毎日身につけられる実用性も重視したい結婚指輪としても、ハーフエタニティならきっと満足できるはずです。
