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婚約指輪・結婚指輪

2020.04.23

エタニティリングとはどんなもの?魅力や選び方をご紹介

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結婚指輪や婚約指輪を検討していると「エタニティリング」という選択肢に出逢うことがあるはず。では、エタニティリングとはどういった指輪のことを指すのでしょうか。通常の指輪や結婚指輪とは、何か異なる点があるのでしょうか。ここでは、エタニティリングの特徴や魅力、選び方についてご紹介します。指輪選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

エタニティリングの基礎知識

エタニティリングを選ぶ前に、まずは基礎知識をチェックしていきましょう。ここからは、エタニティリングの意味や特徴、種類について紹介していきます。

エタニティリングの意味と特徴

エタニティリングの「エタニティ」とは、英語で「永遠」を意味します。その名前が付いた理由は、リングのデザインが関係しているといえるでしょう。

エタニティリングのデザインの特徴は、リングを取り囲むようにダイヤモンドをセッティングしていること。途切れることなくダイヤモンドが敷き詰められていることから、「永遠の愛の象徴」とされ、エタニティリングと呼ばれるようになりました。

エタニティリングの種類

エタニティリングは、「フルエタニティリング」と「ハーフエタニティリング」の2種類に分けることができます。

フルエタニティリングとは、リング全体にぐるりとダイヤモンドを埋め込んであるデザインのものを指します。手元を華やかでエレガントに見せることができるのが特徴の1つともいえるでしょう。

一方、ハーフエタニティリングはリングの半周にダイヤモンドをセッティングしたもの。手の甲から見た印象はフルエタニティとほとんど変わりませんが、手のひら側がシンプルなデザインなのでダイヤモンドをセッティングする爪など周辺のデザインに傷をつけるリスクが少なくなります。

エタニティリングは婚約指輪?結婚指輪?

エタニティリングは華やかな印象があるため、シンプルなイメージの強い婚約指輪や結婚指輪としてふさわしいのかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そもそも婚約指輪や結婚指輪には、こんなデザインでなければいけないといった決まりや定義は存在しません。そのため、エタニティリングを婚約指輪や結婚指輪と選ぶことは、何の問題もないのです。

本来、エタニティリングとは、結婚記念日に夫から贈るアニバーサリージュエリーとして生まれたものでした。ですが、昨今では見た目の華やかさとおしゃれさから、婚約指輪や結婚指輪として選ぶ方も増加傾向にあります。

エタニティリングの魅力

エタニティリングの大きな魅力といえば、やはり見た目の華やかさとエレガントさ。

ダイヤモンドをふんだんに敷き詰めたフルエタニティは、華やかなだけでなく気品も感じさせます。少し手元に華が欲しいお出かけコーディネートのほか、結婚式やパーティーなどドレッシーな装いにもよく似合うデザインです。

ダイヤモンドをリング半周にあしらったハーフエタニティは、手の甲から見た印象や煌めきはフルエタニティとほとんど変わりませんが、ダイヤモンドをセッティングしているのが半周だけなので比較的リーズナブル。デイリージュエリーとして使いやすいと感じる方も多いでしょう。

また、重ね着けでおしゃれを楽しめるのもエタニティリングの魅力の1つ。マリッジリングやシンプルなリングとも合わせやすいので、気分に合わせた手元のアレンジを楽しめますよ。

エタニティリングの選び方

6つのエタニティリング
実際にエタニティリングを購入する際には、どんなポイントをチェックして選べば良いのでしょうか。ここからは、後悔しないエタニティリングの選び方をご紹介していきます。

ダイヤモンドの留め方

エタニティリングのダイヤモンドには、大きく分けて3つの留め方が存在します。1つの爪で両サイドのダイヤモンドを留める「共有爪留め」は、爪部分の露出が少ないのが特徴的。ダイヤモンドが大きく見えることで、存在感が高まりラグジュアリーな印象になります。

4つの爪でダイヤモンドを留める「4爪留め」は、安定感と強度の高さが魅力の1つ。4つの爪で留めることで、ダイヤモンドが取れてしまうリスクを低減。程良く地金の素材が見えることで、共有爪留めとは違った表情の輝きを楽しめます。

3つ目は、「レール留め」と呼ばれる留め方。こちらは爪ではなく、レールにダイヤモンドを留めたデザインのことを指します。上下にベース素材が見えることでシンプルな印象になり、指を華奢に見せてくれます。また、強度が高いことも特徴です。

その他にも種類はありますが、主流となっているのはこの3つになります。留め方によってリング全体の印象が大きく変わるので、好みのものを探してみてくださいね。

素材

ベースとなる素材も、リング選びには欠かせません。

結婚指輪や婚約指輪で選ばれることが多いプラチナは、変色しにくく耐久性に優れているのが魅力といえます。また、ホワイトの輝きは凛としたダイヤモンドの輝きと相性抜群。指先を上品に魅せる組み合わせです。

プラチナと並んで人気の高いゴールドは、カラーバリエーションが豊富なことがポイント。ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドといった3つのカラーが主流となっています。強度も安定しているため、永く身に着けるジュエリーの素材としても適しているといえるでしょう。

コストパフォーマンスが高いのは、シルバー。プラチナやゴールドと比較すると、手頃の価格帯のものが多いです。ただし、プラチナと比較するとお直しがしにくいという特徴もあります。

ダイヤモンドのカット

続いては、ダイヤモンドのカットです。ダイヤモンドというと、その輝きを最大限に引き出せるとされるラウンドブリリアントカットが主流なイメージですが、他にもさまざまな種類が存在するのをご存知でしょうか。たとえば、長方形のフォルムが上品なエメラルドカットやエレガントな印象のオーバルカット、見た目も名前も可愛らしいプリンセスカットなどがあります。

また、フェスタリアのようにオリジナルのカット技術を有するブランドもあります。“Wish upon a star”はダイヤモンドの中にふたつの星が浮かび上がる特別なカット。標準的なラウンドブリリアントカットの100倍の難易度だといわれており、熟練したマイスターの技術は一見の価値ありです。

カットによってリングの印象はもちろん、ダイヤモンド自体の輝き方も変わります。そのため、実際のカットを見てしっかりと確認して選ぶことが重要です。

刻印

特別なリングには刻印を入れたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。エタニティリングは、内側に刻印ができる場合が多いです。イニシャルや短いメッセージなど、どういった内容の刻印を入れるかあらかじめ決めておくと、購入もスムーズに進みます。

書体や文字数などは、店舗でスタッフとしっかりと相談しながら、後悔のないようにじっくり悩んで決めてくださいね。

一生ものの輝きを維持するために

人差し指に着けたエタニティリング
ダイヤモンドを複数セッティングするエタニティリングは、やはりその輝きが魅力的。お手入れに少し気を付けてあげるだけで、より永く美しい状態でエタニティリングを維持することができます。ここでは、簡単にできるエタニティリングのケア方法をご紹介します。

強い衝撃に注意

ダイヤモンドの留め方にもよりますが、エタニティリングは強い衝撃によって石が取れてしまう恐れがあります。また、通常の指輪と比較すると金属の部分が少ないため、強い圧力によってリングが変形してしまう可能性も。そのため、エタニティリングは強い衝撃や力が加わる作業をする際は、外すことが望ましいです。

定期的にお手入れを

お手入れの基本は、糸くずが出ない柔らかい布で拭き取ること。優しく拭くだけでも、くすみや汚れを防ぐことができます。

また、ダイヤモンドを留めている爪の汚れには、歯ブラシが効果的です。歯ブラシは、なるべく毛が柔らかいものを使用しましょう。コップ1杯のぬるま湯に中性洗剤を数滴入れ、歯ブラシで優しく擦ります。その後は、水で洗い流し、乾いた布で拭き取ります。

研磨剤入りの洗剤や超音波洗浄、スチームクリーナーは、リングの劣化や破損に繋がる恐れがあるため、使用は避けた方が良いでしょう。

一生ものの輝きを思い出に

新婦の薬指にリングを着ける様子
美しい輝きを放つエタニティリング。アニバーサリーとしてだけではなく、結婚指輪や婚約指輪としても注目度の高いリングです。パートナーと相談して、一生の思い出となるエタニティリングを見つけてみてくださいね。

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