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婚約指輪・結婚指輪

2021.07.26

婚約指輪のお返しはするべき?気になる必要性や、人気のお返し品について紹介

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恋人から婚約指輪をもらったら、いよいよ結婚は目前です。やることがたくさんあって忙しい時期ですが、婚約指輪のお返しについてもしっかり考えておきましょう。今回は、最近の婚約指輪のお返し事情やおすすめのアイテムを紹介します。さらに、婚約指輪をもらってから入籍や結婚式までの大まかなスケジュールについても解説。ぜひ参考にしてみてくださいね。

婚約指輪のお返しの考え方

婚約指輪のお返しは、ただ品物を渡すだけではなく相場やタイミングについても考えなくてはいけません。まずは、一般的な婚約指輪のお返しの予算や渡す上での注意点についてチェックしていきましょう。

お返しは必ずしも必要ではない

婚約指輪のお返しの習慣は日本独自のものです。そのため、なしでも問題はありません。また、実際にお返しをしないケースもあります。ただし婚約指輪は、婚約の記念品という意味を持っています。元来はお互いに記念品を贈りあっていたそうです。

ただ昨今では、お返しは不要と考えている人が多いのも事実です。婚約指輪のお返しをするかどうか迷っている場合は、「お返しをしたいのだけれど」と直接聞いてみて、相手の考え方を確認するのが良いでしょう。もしお返しをしない場合でも、感謝の気持ちはしっかり伝えるようにしてくださいね。

婚約指輪の半額程度を目安にする

婚約指輪のお返しを考える際に、1番気になるのはその予算。婚約指輪の半額程度のものを贈る「半返し」が通例とされています。婚約指輪の平均的な金額が20万円から40万円程度と言われているので、15万円前後のものが妥当であると言えるでしょう。
しかし、こちらの金額はあくまで一般的な予算。結婚にはそれぞれの形があるように、婚約指輪のお返しにもさまざまな形があります。予算に余裕がない場合などは、無理のない範囲でお返しを選ぶと相手にも心配をかけません。1番大切なのは、金額よりも相手に喜んでほしいという気持ちです。

一般的には結納や顔合わせのタイミングで渡す

婚約指輪とそのお返しは婚約の記念品であることから、結納や顔合わせの際に両家にお披露目することが一般的とされています。そのため、お返しを渡すのもこのタイミングが良いでしょう。
お返しとしてスーツやネクタイといった衣服を選んだ場合は、着用して結納や顔合わせをおこなっても問題はありません。また、昨今では結納や顔合わせをおこなわない場合も多く見受けられます。結納などの予定がない場合には、結婚式までにお返しを渡すようにします。

人気の婚約指輪お返し5選

一般的に婚約の記念に贈るのが指輪であるように、婚約指輪のお返しにも良く贈られる定番の物が存在します。 ここでは、婚約指輪のお返しとして特に人気の高い5つのアイテムを紹介します。

時計

ペアウォッチを着ける男女
日常的に使うことができる時計は、1番人気のアイテム。婚約指輪のように、大人が身に着ける一生ものの小物ということも人気の理由です。「これから一緒に時を刻んでいきたい」という、婚約の場にふさわしい素敵な意味も持っています。
ファッションアイテムとしてこだわりを持つ人も多いので、デザイン選びに迷ったら相手と一緒に見に行くのもおすすめです。お揃いのデザインを購入するのも良いですね。

スーツ

男性用のスーツ
上質なスーツや礼服は、一式揃えておくと結婚後も長く使えるのが魅力。結納や顔合わせに合わせて購入する人も多く見られます。普段仕事ではスーツを着用しないという人でも、礼服は今後なにかと必要になるアイテムです。流行に左右されないベーシックなデザインのものを選ぶと、末永く愛用できますよ。スーツは試着が必須なので、お返しとして選ぶ際はオーダー前に必ず相手に採寸を受けてもらうようにしましょう。

財布

レザーの財布
実用的な財布も婚約指輪のお返しとして人気が高いです。時計と同様に、肌身離さず持ち歩けるということも選ばれる理由でしょう。相手に好みや憧れのブランドがある場合は、そのお店の財布をプレゼントするのもおすすめです。財布は金銭を管理するもの。これから一緒に家庭を築いていくという実感を相手にイメージさせてくれるかもしれません。意外と買い替える機会が少ないので、節目の意味でもプレゼントにちょうど良いですね。

ネクタイ・ネクタイピン

ネクタイとネクタイピン
自分で買うことが少ないネクタイピン。普段はあまり買わないからこそ、ずっと使い続けられる上質なものをプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。仕事でスーツを着用する人は毎日使用できるだけではなく、傷みにくいのも嬉しいポイント。また、相手にネクタイピンをプレゼントすることには「あなたに首ったけ」「あなたを見守っている」といった特別な意味があります。お守りのような感覚で身に着けてもらえると嬉しいですね。ネクタイとセットでコーディネートして、結納や顔合わせで着用してもらうのもおすすめです。

万年筆

黒の万年筆
万年筆に憧れを持つ人は意外と多いそうです。高級感と知的さがあり、ずっと愛用できることが人気の理由。書き物をすることが多い人に喜ばれるのはもちろん、記念品としての意味合いも強いアイテムなので、定番のお返しとして知られています。婚約から結婚に向けては書類にサインする機会も多々あるため、人生の節目として必要な書類に特別な万年筆で記入してもらうのも素敵ですね。

婚約指輪お返し【番外編】

黒の万年筆
婚約指輪のお返しの種類や形はさまざまなので、少しユニークなお返しを選びたいという人もいるでしょう。そこでここからは、思い出に残ること間違いなしの、定番とは少し違ったお返しの一部を紹介します。

趣味のアイテム

カメラや自転車、楽器など、相手が打ち込んでいる趣味に関するものをプレゼントする人も多くいます。特に、普段自分で購入するとなると躊躇してしまう価格帯のものであれば、相手も喜んで受け取ってくれそうですね。ただ、趣味に関するアイテムは、どんな分野であれ強いこだわりを持つ人が多いもの。購入する際は相手がどんなものを欲しがっているか事前にしっかりとリサーチしておきましょう。カタログやショッピングサイトなどを一緒に見て、質問してみるのも良いですね。

旅行

お返しはいらないという相手や、物へのこだわりがない相手には旅行のプレゼントもおすすめ。ふたりで行く旅行なら、相手も納得して受け取ってくれるかもしれません。形にはならなくとも結婚という節目を目前にした思い出として、永遠に心に刻まれることでしょう。昨今は感染症の影響で旅行に行きにくいため、いつかふたりで旅行にいくために貯蓄しておいたり、ハネムーンの費用にプラスしたりして旅のプランをアップグレードするという選択もできます。

結婚指輪

結婚までの費用を相談する際に、婚約指輪のお返しとして贈られる側が結婚指輪を購入するケースもあります。結婚指輪は肌身離さず身に着けるものなので、お返しの品としても適していると言えるでしょう。お返しとして結婚指輪は自分が購入したいという希望を相手にしっかりと伝え、ふたりで希望を擦り合わせることで購入がスムーズに進みます。ふたりでじっくり相談して納得のいくものを選びましょう。

婚約指輪をもらってから入籍までの流れ

レストランでプロポーズする男性
相手から婚約指輪をもらって、結婚が決まったら、入籍までにやらなくてはならないことがたくさんあります。ここでは婚約指輪をもらってから入籍をするまでの簡単な流れを解説します。

お互いの親への報告と挨拶

結婚を決めて最初にすることは、それぞれの親への報告です。続いてお互いの実家へ出向き、親に相手を紹介して結婚の挨拶をします。交際中にそれぞれの親に会ったことがあり仲良くしている場合でも、けじめとして挨拶は必要です。

両家の顔合わせや結納

挨拶が終わったら、両家の顔合わせや結納を行います。結納を行わないカップルも増えていますが、結納をしないのは失礼にあたると考える人もいるので、するかしないかは親の意見も参考にして決めるようにしましょう。
結納をしなくてもこれから家族になる相手ですので、食事をしながら親睦を深める機会を設けると良いかもしれません。結納の時期は、入籍や結婚式の6~5ヵ月くらい前までに済ませるようにするのが目安です。

結婚式や入籍日の検討

結婚式を挙げる予定であればその日取りを、挙げなくても入籍日を検討する必要があります。特に結婚式の日取りはゲストのスケジュールや式場の予約なども考慮する必要があるため、早めに決めるようにします。式場の予約は、遅くとも半年前くらいが理想です。
入籍日の決め方はカップルそれぞれですが、縁起の良い日、ふたりの記念日など良く話し合って決めましょう。

会社や友人への報告

会社の上司や同僚、親しい友達にも結婚が決まったら報告するのがマナーです。結婚式を挙げて招待する予定なら、結婚式の3~4ヵ月前には伝えておきましょう。

入籍

準備を整え入籍予定日を迎えたら、役所で婚姻届を提出します。スムーズに入籍できるよう、必要な書類や持ち物は事前に準備しておきましょう。

お返しで1番大切なのは相手を喜ばせたいという気持ち

婚約指輪を着けた手元
お返しの平均相場や人気のアイテムなど、一般的な意見ももちろん参考になりますが、1番大切なことはやはり相手を思う気持ち。無理をしない範囲で感謝の気持ちをしっかりと伝えれば、婚約者もきっと喜んでくれるはずです。お互いに素敵な記念品を贈り合って、結婚までの思い出や絆をより深いものにしていきましょう。

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