情熱の赤い石「ルビー」について。プレゼントに最適なジュエリーも紹介
ルビーとは7月の誕生石で、深い赤が印象的な宝石です。夏の太陽のように人を惹きつけるルビーは、世界4大宝石の1つとされ珍重されてきました。この記事では、ルビーの持つ意味や特徴、お手入れ方法やおすすめジュエリーを紹介します。大切な人への特別なプレゼントに、ルビーのジュエリーを贈ってみませんか。
7月の誕生石、ルビーとは
夏の太陽を思わせるルビーは、7月の誕生石。古くから、燃えるようなルビーの赤色にはさまざまな力があると信じられてきました。ここではルビーの語源や石言葉について紹介します。
ルビーの語源
ルビーは、赤を意味するラテン語「Rubeus(ルベウス)」が語源だと言われています。和名も「紅玉(こうぎょく)」と、ルビーの赤色が印象的であることを物語っているようです。「宝石の女王」との呼び名もあるルビーの輝きは、身に着ける人をより美しく見せてくれます。
ルビーの石言葉
ルビーの石言葉は、「情熱」「愛情」「威厳」「勇気」「仁徳」などです。燃え盛る炎のようなルビーの赤は、前へ進む情熱や勇気をサポートしてくれそう。恋人や家族への、あたたかな愛情を込めた贈り物にもぴったりの宝石です。
ルビーが象徴するもの
血液の赤を思わせる色合いから、生命の力を持つと信じられていたルビー。情熱の象徴とされ、身に着けると自らを奮い立たせ、自信や勇気を持って物事を成し遂げるパワーをくれるとも言われています。
また、ルビーは「勝利を呼ぶ石」と呼ばれ、災いを避け、勝利や繁栄をもたらすものと考えられていました。ルビーを身に着けることで、冨と権力を手に入れられると言われていたのです。そのため中世ヨーロッパの王族や上流階級の人々は、魔除けとして、また幸福のお守りとしてルビーを大切にしました。
さらに、ルビーの燃えるような赤い色は愛の象徴とされ、現代でも恋愛成就のお守りとして愛されています。
40周年のルビー婚式
夫婦にとっての特別な日である結婚記念日に、結婚記念石を贈る人も少なくありません。結婚40周年は「ルビー婚式」とされ、ルビーが結婚記念石となっています。
「情熱」「愛情」などの石言葉を持つルビーは、かけがえのないパートナーへの特別な贈り物にも最適です。
ルビーの特徴
深く鮮やかな赤色が印象的なルビーですが、中には特別な名前で呼ばれるものがあります。ここでは、ルビーの特徴や色によって異なるさまざまな呼び名について紹介します。
鉱物名は「コランダム」
ルビーの鉱物名は、サファイアと同じ「コランダム」です。コランダムの中で赤いものだけをルビーと呼び、それ以外の色はすべてサファイアに分類されます。そのため、ルビーはコランダムの中で最も貴重で高価な宝石の1つとされているのです。
コランダムの純粋な結晶は無色ですが、そこに微量元素が混ざることでさまざまな色が生まれます。ルビーの赤色を生むのはクロムですが、クロムの含有量によって色が変わるため、ルビーには1つとして同じ色がないのです。含まれるクロムの量が多ければ多いほど、ルビーの赤色は強くなります。
ルビーのカラーバリエーション
ルビーの赤色にもバリエーションがありますが、中には特別な名前がつけられたものもあります。
「ピジョンブラッド」は鳩の血という意味を持つ、最高品質とされるルビーです。良質なルビーの産地であるミャンマーで採れたものの中でも、一定以上の濃い色のルビーだけがピジョンブラッドと呼ばれます。
また、牛の血を意味する「ビーフブラッド」はタイ産のルビーで、黒みを感じる赤色が特徴です。
その他に、スリランカやベトナムで採れる、ピンクのような透明感のある赤のルビーは「チェリーピンク」と呼ばれています。
ルビーの取り扱いとお手入れのポイント
ルビーは比較的硬度が高く、扱いやすい宝石です。ここでは、ルビーをあしらったジュエリーの取り扱いポイントや、お手入れの方法を紹介します。
ルビーは比較的扱いやすい宝石
宝石の硬度を測る数値にモース硬度がありますが、ルビーを含むコランダムのモース硬度は9。ルビーは比較的硬い宝石です。また、靱性にも優れ、割れにくいという特性を持っています。
普段使いしやすく、扱いやすいルビーは、初めて宝石を持つ人にもおすすめの石です。
取り扱いと普段のお手入れ
扱いやすいとされるルビーですが、取り扱いやお手入れの仕方に気を配れば、より美しい状態を保てます。
ルビーに限らず、肌に触れるジュエリーは汚れがつきやすいものです。着けた後は毎回、やわらかい布で拭く習慣をつけましょう。
汚れが気になる場合は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、歯ブラシなどを使って軽くこすります。その後真水でよくすすぎ、水気をふき取ってください。
また、石鹸や化粧品が付着すると、宝石の輝きは曇ってしまいます。水仕事や入浴、メイクやヘアセットをする時はジュエリーを外した方が良いでしょう。
ルビーの保管方法
ルビーは比較的硬い宝石ですが、宝石の中にはやわらかく傷つきやすいものもあります。保管する時は、ジュエリー同士が触れてぶつかり合わないように気をつけましょう。
仕切りのあるジュエリーボックスに入れたり、ジップ付きのビニール袋に小分けにしたりするのがおすすめです。
プレゼントにおすすめのルビージュエリー
大切な人へのプレゼントは、想いを込めて選びたいですね。ルビーはオンにもオフにも合わせやすい宝石。シンプルなデザインのものを選ぶと、永く愛用できるでしょう。
ルビーの深紅の輝きは存在感があり、さりげなく身に着けるだけでコーディネートが華やかになります。白、黒、紺、グレーなど、さまざまな色の洋服に合わせやすいのも嬉しいですね。
ここでは、プレゼントにおすすめのジュエリーを紹介します。
ルビーとダイヤモンドのリバーシブルネックレス
価格 ¥22,000(税抜)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
永遠の愛と幸福の意味を持つハートモチーフのネックレスです。ダイヤモンドとルビーのリバーシブルになっているため、コーディネートに合わせて楽しめます。
シンプルなデザインなので、普段使いしやすいのもポイント。やわらかなピンクゴールドが、素肌を美しく見せてくれます。
輝く恒星をイメージしたルビーのピアス
価格 ¥28,000(税抜)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
自らのエネルギーで光を発する「恒星」をイメージしたルビーのピアスです。輝く星のように配置されたルビーとダイヤモンド、そしてシャインカットチェーンが揺れる度に輝き、顔周りを華やかにしてくれます。
普段使いしやすいサイズで、プレゼントにもぴったりです。
つやめくルビーとピンクゴールドのペンダント
価格 ¥60,000(税抜)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
香水瓶のような、コロンとしたフォルムが印象的なペンダント。オーバルにカットされたルビーがつややかに輝き、デコルテを彩ります。シンプルなデザインなので、コーディネートに合わせやすく長く愛用できるのが嬉しいですね。
やわらかなピンクゴールドがルビーの色合いにマッチし、身に着ける人の美しさを引き立てます。自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にもおすすめです。
情熱の石ルビーに想いを込めて
情熱や愛、勇気など、強い想いの象徴とされるルビー。燃える炎のような赤色は、パワフルなエネルギーを感じさせます。ジュエリーとしてルビーを身に着けることで、前へ前へと進むパワーをもらえるかもしれません。大切な人へのかけがえのない想いを伝える時に、ルビーのジュエリーを贈るのも素敵なアイディアです。ぜひ、とっておきのひと品を探してみてください。