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コラム

2020.09.07

【男女別】二次会の服装マナー|結婚式・披露宴後の着替えは必要?

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結婚式二次会の服装は男性ならスーツ、女性ならワンピースなどがマナーにかなっています。二次会の会場がカジュアルな雰囲気の場合は、フォーマルな服装から着替えられるように準備をしておくと安心です。本記事では、二次会の服装マナーや注意点を男女別に紹介します。会場別に服装のポイントもみていきましょう。

結婚式二次会の装いの注意点

フォーマルな服装の男女
フォーマルな雰囲気の結婚式や披露宴と比べて、二次会はカジュアルな雰囲気になることが多いです。会場の雰囲気に合わせて、服装選びをすると良いでしょう。ただし、あまりにもラフな服装はマナー違反になってしまうので注意が必要です。そこで、ここでは結婚式二次会の装いの注意点を紹介します。

「平服」は普段着ではないことに注意

招待状に「平服でお越しください」とあっても、Tシャツやデニムなどのカジュアルすぎる服装はNGです。平服とは略礼装のことで、改まった場でも恥ずかしくない服装を指します。

男性はジャケットを羽織ったスタイルやスーツ、女性はワンピースやスーツを着用すると良いでしょう。女性のスーツのボトムスは、スカートでもパンツでもどちらでもOKです。ジュエリーをプラスして華やかにするのがおすすめです。

二次会前に着替えた方がベター

結婚式や披露宴ではフォーマルな服装をしますが、その装いのまま二次会に参加すると浮いてしまう場合があります。二次会がカジュアルな会場だと、ゲストもカジュアルな服装が多くなるからです。またフォーマルな服装は汚れる心配もあるため、長時間着用するのは避けたいもの。

そのため式場から二次会の会場に移動する前に、カジュアルな服装に着替えるのが良いでしょう。夜の二次会なら、キラキラしたジュエリーを身に着けて華やかにするのもおすすめです。

結婚式二次会のヘアスタイルやメイク

くるりんぱの解説画像
お祝いの席では、男女ともにヘアスタイルに注意しましょう。男性はフォーマルで清潔感のあるヘアスタイルに仕上げてください。また金髪などの明るい髪は、参列者によってはよく思われない場合もあるため、その日だけでも髪色を暗くするなどの対策を。

女性も清潔感を意識したヘアスタイルが適しているので、食事やお辞儀で髪が乱れやすいダウンスタイルは控えてください。また主役である新婦より目立つのはマナー違反なので、大きすぎたり派手すぎたりするヘアアクセサリーは避けるのが無難です。

いつもより華やかに見せるヘアスタイルを意識し、シニヨンなどのアップヘア、くるりんぱや編み込みでハーフアップなどにセットしてください。くるりんぱはまとめた髪の結び目の上を半分に割って、毛束を通して引っ張ったアレンジ。とても簡単なので、1度覚えるとヘアアレンジの幅が広がります。メイクはラメなどを使ってインパクトをもたせるのもおすすめです。

結婚式二次会での男性の服装マナー

椅子に座るスーツの男性
ここからは、結婚式二次会の服装マナーを具体的に紹介します。まずは男性の服装マナーや、会場別のおすすめの服装をみていきましょう。

清潔感ある身だしなみを

革靴を履く男性
男性の服装はネクタイにジャケットスタイルが基本です。清潔感のある身だしなみが大切なので、シワのない服や磨かれた靴などを心がけると良いでしょう。ネクタイは不祝儀を連想させる黒を避け、お祝いの席らしく明るい色を選んでください。

ホテル・結婚式場

ネクタイを締める男性
二次会がホテルや結婚式場などフォーマルな会場で行われる場合は、スーツとネクタイを着用しましょう。ネクタイの色は白やシルバー、光沢のあるシャンパンバゴールド、華やかなパステルカラーを選ぶのが適しています。ただし、カジュアルすぎないように気を付けてください。

レストラン・バー

紺のスーツを着た男性
レストランやバーなどセミフォーマルな会場の場合は、着用するスーツとネクタイの色デザインの幅が広がります。ただし派手な色やデザインのアイテムを取り入れて、まとまりのないコーディネートになるのは避けましょう。紺やグレーなどの落ち着いたカラーのジャケットを着用するのがおすすめです。

居酒屋

紺のジャケットや靴
居酒屋のようなカジュアルな会場の場合は、ノーネクタイでもOKです。ノーネクタイだとシンプルすぎるのなら、ストライプやチェックのデザインのシャツを選ぶのがおすすめです。遊び心のあるデザインのスーツや親しみやすいジャケパンスタイルなどで参加しましょう。

結婚式二次会での女性の服装マナー

ピンクのドレスの女性
女性は服装だけでなく、ジュエリーやヘアスタイルなど細かい点まで注意が必要です。ここでは、結婚式二次会の女性の服装マナーの基本や、会場別に意識したい服装のポイントを紹介します。    

服装・小物のマナーに注意

イヤリングに触れる女性の手
結婚式二次会のマナーとして、花嫁のための色である白や不祝儀を連想させる全身黒の服装はNGです。またカジュアルすぎる服装は避けましょう。

小物選びにも気を付けてください。生花のヘアアクセサリーなど、花嫁より目立つアイテムは避ける必要があります。ジュエリーはパールやダイヤモンド、スワロフスキークリスタルなど色のついていないものを選ぶと上品にまとまります。

二次会が開催される時間が昼か夜かによってもマナーが少し変わります。一般的に昼よりも夜に行われるパーティーの方が格式高くなるため、昼はややカジュアル、夜はデコルテ部分を少し見せるようなエレガントさを意識した装いにするのがおすすめです。

ホテル・結婚式場

淡いピンクのワンピースの女性
ホテルや結婚式場などフォーマルな会場で二次会が行われるのなら、服装もフォーマルさを意識しましょう。上品なデザインで、露出を抑えた膝下丈のドレスやワンピースがおすすめです。お祝いの席にふさわしい華やかな服装を心がけ、淡い色や光沢のある素材を選ぶと良いでしょう。    

レストラン・バー

ピンクのワンピースの女性
レストランやバーで行われる二次会には、セミフォーマルな装いで出席しましょう。服装はワンピースが一般的で、フォーマルなドレスを着用しなくてもOKです。形はカジュアルでも素材は光沢のあるものを選ぶなど、フォーマルになりすぎないバランスの良いワンピースを選んでみてください。

居酒屋

ブラウスとスカート
居酒屋などカジュアルな会場の場合は、スマートカジュアルを意識した服装が良いとされています。スマートカジュアルとはワンピースとカーディガン、きれいめなブラウスとスカートなど、きちんと感が出る服装を指します。自由度の高い服装ができますが、お祝いの席ということを忘れずに清潔感やラフな着こなしになりすぎないことを意識しましょう。

夏・冬の結婚式二次会で気を付けたいこと

花嫁を囲む友人2人
夏や冬の結婚式二次会は、それぞれ注意点も異なります。こちらでは、それぞれの季節に気を付けたいことを紹介します。

夏の結婚式二次会

夏の結婚式二次会では女性は爽やかな服装を意識し、色は寒色系のものを選ぶのがおすすめです。ヘアアレンジは涼しげなアップスタイルが適しています。汗染みが分かりにくい素材や色の服装を心がけると良いでしょう。汗をかきやすい人は着替えを持参すると安心です。またストールがあると露出防止や冷房対策に役立ちます。

男性は暑いからといって半袖シャツを選ばないように気を付けてください。ジャケットを羽織ったとしても、袖からシャツが出ていないと不自然です。また新郎よりも目立つ派手柄シャツもNGなので注意しましょう。

冬の結婚式二次会

冬の結婚式二次会では、女性はくすみカラーや暖色系の服装がおすすめです。カジュアルに見えるニット、殺生を連想させるファーやアニマル柄も避けましょう。冬の定番アイテムであるタイツやブーツもカジュアルに見えるので、お祝いの席では控えてください。また二次会の会場にクロークがない場合もあるため、カジュアルなデザインのコートは避けた方が無難です。

男性はウールやツイードなど、季節感を感じられる冬素材のスーツが適しています。ビジネスコートを合わせる場合はカジュアルな素材は避け、シンプルなデザインのものを選んでください。  

結婚式二次会ではTPOに合わせた装いを心がけて

新郎新婦を囲む友人達
二次会での服装マナーは会場によって異なります。男性、女性ともに注意点はさまざまですが、気になるときは事前に友人同士でチェックし合うと安心です。カジュアルな場ではありますが、お祝いの席にふさわしい服装を心がけて結婚式の二次会を楽しみましょう。

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