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コラム

2024.01.25

盛り上がる結婚式の余興はコレ!準備の流れやアイデア、注意点を紹介

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結婚式の余興とは、会場を盛り上げるために行う演出や出し物のこと。歌やダンス、映像などの定番の余興に加え、最近は会場のゲストが参加できるクイズやじゃんけん大会のような余興が行われることもあります。今回は余興を頼まれた人に向けて、準備する際の流れや余興アイデアを紹介します。余興を行う際の注意点もみていきましょう。

結婚式の余興を準備する際の流れ

友人に囲まれる新郎新婦
結婚式の余興で新郎新婦に喜んでもらうためには、事前にしっかりと準備することが大切です。自分たちだけで決めるのではなく、新郎新婦やプランナーさんの意見も取り入れながら余興を決めていくと良いでしょう。まずは、結婚式の余興を準備する際の流れを紹介します。

1. 新郎新婦の希望を聞く

余興の準備を始める前に新郎新婦に希望を聞いておくと失敗がありません。「場が盛り上がるような余興」「新郎新婦の紹介もかねた余興」「サプライズ演出」など大枠を決めておくと、余興の内容も決めやすくなります。余興で行ってほしくないことも、この場で確認しておくのがおすすめです。

2. 余興のメンバーを集める

余興メンバーは自分たちが選んで良いのか、新郎新婦側で希望があるのかを確認しておきましょう。自分たちがメンバーを選ぶ場合は、メンバーの候補を出して新郎新婦に共有します。なお、余興の依頼は、新郎新婦からしてもらうのがおすすめ。新郎新婦側からお願いする方が丁寧な印象をもたれ、頼まれた側も気持ち良く引き受けてくれるはずです。
また、余興はメンバー内で打ち合わせや練習などが必要になるため、ある程度時間の融通が利く人や連絡を取りやすい人を選ぶと、準備がスムーズに進みやすいです。

3. 余興の内容を決める

メンバーで話し合いながら、余興の具体的な内容を決めていきます。新郎新婦の希望に沿っているか、結婚式にふさわしい内容か、会場の設備で実現可能かなどを詰めていきましょう。余興アイデアについては後述するので、注意点とともに確認してみてください。

4. 新郎新婦&会場に内容を確認してもらう

余興のメンバーや具体的な内容が決まったら、新郎新婦に確認してもらいましょう。事前に内容に問題がないか確認することで、当日もスムーズに余興を行えます。サプライズ演出の場合は新郎新婦に内容を伝えられないので、担当プランナーさんを紹介してもらって相談してみてください。
余興を行うゲストが他にもいるのなら、内容が被っていないかも確認しておくと良いです。音響機材などが必要な場合は、会場設備を確認するのも忘れずに。また、演奏やBGMの利用に著作権の問題がないか確認しておくと安心です。

結婚式の余興のアイデア6選

結婚式会場とマイク
結婚式の余興を任されたなら、新郎新婦や会場のゲストに喜んでもらえる演出をしたいもの。ゲストが参加できるものや、パフォーマンス系、感動する余興などは場が盛り上がりやすいです。ここでは、結婚式におすすめの余興アイデア6選を紹介します。

ゲストが参加できる「新郎新婦クイズ」

会場にいるゲストが参加できるクイズは、盛り上がる定番余興。結婚式らしく新郎新婦にまつわるクイズにするのがおすすめです。「新郎が生まれた県は?」「新婦の好きなものは?」など自由に回答できるものや、「新婦のカラオケの十八番は〇〇である。〇か×か?」など〇×問題にするのも良いでしょう。
クイズはゲストに回答してもらい、新郎新婦に正解を言ってもらうなどの流れにするとスムーズです。正解者のためにちょっとした賞品を用意すると、さらに盛り上がります

ゲストが気軽に楽しめる「じゃんけん大会」

じゃんけん大会は、ゲストみんなで盛り上がれる余興です。かけ声に合わせて新郎新婦とゲスト全員がじゃんけんし、最後まで勝ち残ったゲストには景品を渡します。ルールがシンプルなので年齢関係なく参加でき、会場の一体感も抜群。当日はゲームの進行役のような立場になるので、準備や練習の手間などが少ないのもポイントです。

会場が盛り上がる「ダンス」

仲良しグループで行う余興なら、その年の流行曲や定番ソングで踊るダンスもおすすめです。女子グループならアイドルのかわいい系ダンスが人気。比較的振り付けも簡単なものが多く、場も盛り上がりやすいです。ダンスだけではなく歌も入れるのなら、新郎新婦にちなんだ替え歌にして笑いを誘うのも良いかもしれません。
サプライズを喜ぶ新郎新婦なら、フラッシュモブを行うのもおすすめです。大がかりになるので練習は必要ですが、会場を盛り上げられます。新婦には秘密で、新郎も踊る側に回ってもらうのもサプライズになって盛り上がります。
ダンス余興をする場合は、事前に会場の広さや音響などの確認を忘れないようにしてください。練習をしっかりして本番に臨みましょう。

心あたたまる「ビデオレター」

友人や家族からのメッセージを集めたビデオレターは、新郎新婦を感動させます。結婚式に出席できなかった遠方の友人からのメッセージなども流すことが可能です。「新婦or新郎はどんな人?」「「新婦or新郎との思い出は?」など1つの質問を元にメッセージをもらうアイデアも。お祝いのメッセージが形に残るので新郎新婦も喜ぶ余興となるでしょう。
撮影データの編集がメインになるので、当日のパフォーマンスだと緊張してしまう人にもぴったりです。編集する際に映像にテロップを入れておくと、ガヤガヤした会場でも内容が伝わりやすくなります。
また、会場で映像を流せるか、画面サイズに問題ないかなども事前に確認しておくと安心です。新郎新婦の担当プランナーさんにチェックをお願いしてみてくださいね。

お祝いの気持ちを込める「楽器演奏・歌」

楽器演奏や歌で、新郎新婦をお祝いするのも素敵です。結婚式の定番曲や新郎新婦の好きな曲などを選ぶと喜ばれます。ただし、歌詞が結婚式にふさわしい内容か確認しておきましょう。会場側に楽器の持ち込みが可能か、演奏するための設備があるかの確認も忘れずに。

ユニークで笑える「新郎新婦の取扱説明書」

新郎新婦の取扱説明書を作成し、スピーチする余興も人気です。新郎新婦の性格、長所、ちょっと心配な面、これをしたら喜ぶ・怒ることなど、いくつかの項目をまとめます。ただし、新郎新婦の印象を下げるような内容は避けましょう。
電化製品の取扱説明書のように「〇〇(新郎新婦の名前)の取り扱い方法についてご説明します」「本製品〇〇(新郎新婦の名前)は衝撃に弱いため、丁寧な取り扱いをお願いいたします」「今後の新婚生活のために、本書をお役立てください」などの言い回しを用いると、会場の笑いを誘えます。また、スピーチする際にパワーポイントを使用したり、ムービーを作成して流したりすると分かりやすいです。    

結婚式の余興を行う際の注意点

ノートとカレンダー
一見盛り上がるような内容でも、結婚式の余興としてふさわしくないこともあります。結婚式の場に合った内容になっているか注意してくださいね。ここでは、結婚式の余興を行う際の注意点を紹介します。

結婚式にふさわしい内容か考える

結婚式の余興はお祝いの気持ちを込めて、新郎新婦のために行うもの。そのため、結婚式にふさわしく、新郎新婦が喜ぶような演出を心がけることが大切です。
新郎や新婦、その友人たちにしかわからないような内輪ネタ、聞いている方は複雑な気持ちになる元恋人の話など、ゲストが反応に困るような内容は避けましょう。ウケを狙った下ネタも、かえって場が盛り下がるおそれがあります。会場にいるゲスト全員が楽しめる内容を意識してくださいね。

どんなゲストが参列するか確認する

ゲストによって、結婚式の雰囲気は異なります。例えば、仕事関係の人や年配の親族が多い場合は厳かな雰囲気になることもあるため、余興の内容によってはしらけてしまうことも考えられます。あらかじめ結婚式に参列するゲストがどんな人たちかを新郎新婦に確認しておくと、ゲストに受け入れてもらえる内容の余興を考えやすくなるでしょう。

時間を意識する

披露宴は一般的に2~3時間ほど行われ、余興は5~10分ほどの時間を割り当てられます。余興の数、プログラムによってはもっと短い場合もあるため、新郎新婦やプランナーさんに持ち時間を確認しておきましょう。
時間内に収めないと、プログラムの進行に支障をきたすので注意してください。練習の段階で時間を意識し、本番も時間内できちんと行えるようにしておくと安心です。

しっかり準備して本番はやりきる

ダンスや歌、楽器演奏など練習が必要な余興もあります。本番に最高のパフォーマンスを見せるためにも、しっかりと準備しましょう。
恥ずかしがって行うパフォーマンスは周囲を不安にさせるため、本番では自信をもってやりきることがポイントです。しっかりやりきることで会場が盛り上がり、新郎新婦にも喜んでもらえます。

余興以外の時間は披露宴を楽しむ

余興があると思うと緊張するかもしれませんが、それ以外の時間は披露宴を楽しみましょう。披露宴を楽しむことが新郎新婦へのお祝いにつながります。
また、食事は提供されるペースにあわせて食べ進めておくのがおすすめ。余興の前後は席を外すため、食事を遠慮していると、余興から帰ってきたら料理がたまってしまうことがあるためです。

心を込めた結婚式の余興で新郎新婦をお祝いしよう

笑顔の新郎新婦
結婚式の余興で大切なのは、新郎新婦に喜んでもらうことです。お祝いの気持ちが伝わるように、会場が盛り上がる余興を考えてくださいね。注意点を踏まえてしっかりと準備すれば、本番もきっと成功します。心を込めた余興は、新郎新婦への最高のプレゼントとなるでしょう。

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