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コラム

2021.01.27

雪・雨の日の結婚式にまつわるジンクス

傘を設置したガーデンウエディング
青空の下での結婚式を望む人も多いですが、実は雪や雨の降る結婚式は縁起が良いとされています。ここでは、雪・雨の日の結婚式それぞれのジンクスをみていきましょう。天候を心配するカップルも幸福なジンクスを知れば、前向きな気持ちになれるはずです。

雪の日の結婚式は「真実の愛が持続する」

雪の日に結婚式を挙げたふたりは、真実の愛が持続すると言われています。雪の妖精が神様からの祝福を届け、生涯幸せに包まれた家庭を築けるそうです。

雪の上に残る足跡をふたりの軌跡になぞらえたジンクスも。足跡によって歩んできた道がはっきりと分かるため、道を戻らずにふたりで前に向かって進んでいけるという意味があるようです。幸福なジンクスを信じ、雪による幻想的な風景を楽しめば、きっと良い結婚式となるでしょう。  

雨の日の結婚式は「神様から祝福されている」

フランスでは、雨の日の結婚式は幸運をもたらすと言われています。新郎新婦が一生涯に流す涙を神様が代わりに流しているという言い伝えや、雨粒は神様が遣わした天使などの説があるようです。

日本ではことわざになぞらえて、雨の日の結婚式を縁起の良いものととらえています。「雨降って地固まる」は、雨が降ると地面がもろくなるが、雨が止んだ後は以前よりもしっかりとした地盤になるという意味です。そのため、雨の日に結ばれた夫婦はしっかりとした土台を作って、人生を歩めると言われています。また、「雨が降り込む」を「幸せがふりこむ」に言い換えて縁起を担ぐことも。

天候に恵まれなくても、とらえ方次第で結婚式は特別なものとなるでしょう。雨が降っても気にせず、ふたりらしい素敵な結婚式にしてくださいね。

雪・雨の日の結婚式の演出アイディア

カラフルな傘をさした新郎新婦
雪・雨の日の結婚式だからこそできる演出もあります。晴れの日とは違った魅力的な演出で結婚式を楽しみましょう。ここでは、雪・雨の日の結婚式での演出アイディアを紹介します。    

おしゃれな傘をさすフォトウエディング

雨の日の結婚式なら、傘を使った演出を行うのも素敵です。おしゃれな傘をさしてウエディングフォトを撮ってみてはいかがでしょうか。華やかなドレスや会場で撮ることで幻想的な1枚に。晴れの日とは違う、特別な思い出として写真を残せます。写真だけでなく、新郎新婦入場の際に傘をさして登場するのもおすすめです。雨の日ならではの演出で印象に残ります。

雨をテーマにしたウェルカムスペース

ウェルカムスペースに雨を連想させるアイテムを飾るのもおすすめです。てるてる坊主や小さな傘、色とりどりのあじさいなどを飾ってゲストをお迎えします。白や青、紫などのカラーを意識したコーディネートにすると良いでしょう。

無地の傘をウェルカムスペースに置いて、ゲストの待ち時間にふたりへのメッセージを傘に書いてもらうアイディアも。その傘をさして入場するのも素敵ですね。    

羽でアレンジしたフラワーシャワー

フラワーシャワーのお花の代わりに羽を使い、フェザーシャワーとするアイディアも。真っ白な羽は雪のようにも見え、幻想的な雰囲気を楽しめます。宙を舞ってゆっくりと羽が落ちるので、素敵な写真が撮れるでしょう。キラキラした画用紙で作った雪の結晶を羽に混ぜると、より美しいフェザーシャワーを演出できます。

雪の中にいるような幻想的な会場

冬の結婚式で雪が降る可能性もあるのなら、最初から雪をテーマにした会場コーディネートを考えるのもおすすめです。白、水色、グレー、シルバーなどのカラーを意識したコーディネートは、雪の中にいるような幻想的な空間に。雪を連想させる雪の結晶やクリスタルモチーフ、キャンドル、松ぼっくり、もみの木など、冬らしいアイテムを取り入れてみてください。

天候に左右されない室内でできる演出アイディア

ブーケトスをしようとする新婦
天候に左右されない演出を準備しておくと、雪や雨が降っても安心です。ゲストが参加できる演出だと、思い出に残る結婚式となるでしょう。ここでは、室内でできる結婚式の演出アイディアを紹介します。

ゲストの前でプロポーズするダーズンローズ

ダーズンローズとは12本のバラという意味。新郎から新婦へ12本のバラを贈り、ゲストの前でプロポーズをする演出です。12本のバラには誠実・幸福・愛情・真実・永遠などを含む12のメッセージが込められています。

バージンロードを歩く新郎がゲストから12本のバラを受け取りながら入場し、新婦が新郎の元に到着したタイミングで12本のバラとプロポーズの言葉を贈ります。新婦が受け取ったバラのブーケの中から1本選んで新郎の胸元に飾ると、ふたりの誓いの成立です。ゲストも参加できるロマンチックな演出となるでしょう。

新郎新婦に結婚指輪を届けるリングリレー

リングリレーは長い1本のリボンに結婚指輪を通し、うしろから前へとリレーのように新郎新婦の元に運ぶ演出です。ゲスト全員が参加でき、新郎新婦への祝福の気持ちを贈れます。指輪交換のセレモニーにゲストが参加することから、その場にいる全員がふたりの結婚を承認するという意味も。    

幸せをお裾分けするブーケトス・ブーケプルズ

結婚式の定番の演出であるブーケトス。花嫁がゲストに背中を向けてブーケを投げ、それをキャッチした独身の女性が次に花嫁になれると言われています。ブーケを投げるスペースや高い天井のある会場なら、室内で行うことも可能です。

会場の広さが心配な場合は、ブーケプルズを行うのも良いでしょう。複数のリボンの先にブーケがあり、当たりを引いたゲストが花嫁からブーケを貰える演出です。ブーケを投げないので広い場所を必要とせず、あまりスペースのない屋内会場でも行えます。

雪・雨の日の結婚式で気を付けたいこと

白いタオルと3つのボトル
雪や雨のなか会場に来てくれるゲストへの配慮も必要です。会場へスムーズに移動できるようにしたり、到着後に身だしなみを整えられるように工夫したりすると良いでしょう。ここでは、雪・雨の日の結婚式で気を付けたいことを紹介します。  

ゲストの移動に配慮する

雪や雨だとゲストも移動が大変です。式場が最寄り駅から遠いのなら、ゲストのためにタクシーチケットを用意したり、送迎バスの手配をしたりするのがおすすめ。ゲストの移動を考えて、駅から近く濡れずに来られるような会場を選んでおくのも1つの手です。車で来るゲストが多い地域なら、屋根付きの駐車場があるかも確認しておきましょう。    

雨用のアメニティを用意する

会場に来るまでに、雪や雨で濡れてしまうゲストもいます。受付にフェイスタオルを準備するなど、ちょっとした気遣いをすると喜ばれるでしょう。

化粧室にはタオル、ドライヤーやヘアアイロン、コットンやクレンジング剤、ヘアスプレー、替えのストッキングなどがあると、女性ゲストが身だしなみを整えられます。革靴を履いた男性ゲストのために、防水スプレーもあると良いです。終日雨の予報なら、結婚式の帰り道にも役立ちます。

雪・雨の日をいかした演出でふたりらしい結婚式を

赤い傘をさした新郎新婦
雪や雨が降っても演出や工夫次第で、ふたりらしい結婚式を挙げられます。雪・雨の日の結婚式は縁起が良いとも言われているので、前向きにとらえて晴れの日とは違った特別な日にしましょう。足を運んでくれるゲストへの配慮も忘れないようにし、素敵な結婚式にしてくださいね。

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