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コラム

2025.09.24

「K10」「K18」の違いは?選び方、どちらがおすすめかを紹介

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ジュエリーに使われる「K10」と「K18」の大きな違いは金の含有量。「K10」は約42%、「K18」は約75%の割合で金を含み、その差は価格や色合い、耐久性、さらには金属アレルギーのリスクにも影響します。今回は、「K10」と「K18」の違いや選び方に加え、フェスタリアおすすめのジュエリーを紹介します。

「K10」「K18」 の「K」とは?

ジュエリーに記載されている「K10」や「K18」の「K」は、金の含有量を表す単位「karat(カラット)」を意味します。この「K」に続く数字は、そのジュエリーにどれくらいの割合で金が含まれているかを示しているのです。

「K22」「K18」「K14」「K10」と数字が下がるごとに純金の割合も低下し、その分、銀や銅、パラジウムなどの金属の含有量が増えます。ジュエリーの価値や品質を判断する際の目安となるため、ジュエリー選びではデザインだけでなく、この「K」表記にも注目すると良いでしょう。

「K10」「K18」の違い

ゴールドジュエリーの入ったボックス
「K10」「K18」には金の含有量の他、価格や色合いなどさまざまな違いがあります。ここでは、それぞれの違いについて解説します。

金の含有量

金の含有量は「K10」が約42%、「K18」が約75%と大きく異なります。つまり、「K10」は金よりも銀・銅・パラジウムなどの割金(わりがね)が多く含まれており、価格が抑えられる一方で、色味や質感にも影響します。これに対して、「K18」は全体の3/4が純金で構成されており、より高い価値や見た目の色味をもつのが特徴です。

なお、金の含有量には明確な統一規格が存在しないため、メーカーやブランドによって数値がわずかに異なることがあります。

価格

「K10」と「K18」では、金の含有量が多い「K18」の方が素材としての価値が高く、それに伴い価格も高くなります。一方、「K10」は金の割合が少ないため価格を抑えられ、手に取りやすいといえるでしょう。

そのため、特別な記念日や自分へのご褒美として高級感を求めるなら「K18」、日常使いやトレンド感覚で気軽に楽しみたいなら「K10」というように、目的やシーンに応じて選ぶことをおすすめします。

色合い

「K10」と「K18」では、金の含有量や使用する割金の割合によって、色の濃さや印象が異なります。

■ イエローゴールド
金に銀と銅をバランスよく加えた、華やかで王道のカラー。「K18」は金の含有量が多いため、深みのあるリッチな黄金色に、「K10」は割金の割合が高く、やや明るくクリームがかった淡い色合いです。

■ ピンクゴールド
金に銅を多めに加えることで赤みを帯びた、柔らかくフェミニンな印象のカラー。「K18」は金の比率が高いため、上品で落ち着いたゴールド寄りの色合いです。一方、「K10」は銅の割合が多いため、より赤みが強く、ピンク感が際立ちます。

■ ホワイトゴールド
金に銀やパラジウムを加えたシルバー調のカラー。「K10」と「K18」のどちらもロジウムコーティングが施されていることが多く、見た目の色味に大きな違いは出にくいです。  

耐久性・取り扱いやすさ

「K10」と「K18」では、強度や耐久性、取り扱いのしやすさにも違いがあります。

■ 「K10」
「K10」は金の割合が少ない分、他の金属が多く含まれているため、硬度が高く、変形やキズに強いのが特徴です。ただし、衝撃にはやや弱く、衝撃で割れたり欠けたりすることもあります。また、酸や汗などに反応して変色しやすい点にも注意が必要です。

■ K18
K18は金の含有量が多く、やや柔らかい性質を持ちながらも、靭性(じんせい)に優れており、衝撃を受けても割れにくいのが特徴です。指輪における「靭性」とは、石が衝撃を受けた際に欠けたり割れたりしにくい、耐久性を示す性質を指します。さらに、金の純度が高いことから変色しにくく、長く美しい輝きを保ちやすい点も魅力です。加えて、加工しやすいため、サイズ直しやリフォームにも適しています。

金属アレルギーのリスク

一般的に、金は金属アレルギーを起こしにくい素材とされています。実際にアレルギーの原因となるのは、「K10」や「K18」に含まれる銀・銅・パラジウムなどの割金であることがほとんどです。そのため、金の含有量が高い「K18」の方が、「K10」よりも金属アレルギーのリスクは低いといえます。

とはいえ、体質には個人差があるため、「K18」でもアレルギー反応が出る場合はあります。特に、銀や銅にアレルギーがある人は注意が必要です。

どちらがおすすめ?「K10」「K18」の選び方

「K10」と「K18」は、どちらが優れているというわけではなく、それぞれに異なる魅力があります。金の含有量・価格・デザイン性・アレルギーリスクなどの違いを踏まえ、自分の目的やライフスタイルに合った方を選びましょう。

「K10」がおすすめのタイプ

・コストを抑えてジュエリーを楽しみたい方
「K18」に比べ価格が手頃なので、複数アイテムを揃えたい方に向いています。

・日常使いできる丈夫なジュエリーを探している方

割金が多く硬度が高いため、傷や変形に強く、普段使いに適しています。

・繊細なデザインを好む方
硬さを活かして細かい加工が施されたアイテムが多く、デザイン性を楽しめます。

・こまめなお手入れが苦にならない方
変色や黒ずみが起きやすいため、使用後にお手入れをする必要があります。

・肌が強く、金属アレルギーの心配が少ない方
割金に反応する可能性があるため、アレルギーの体質や肌質によっては注意が必要です。

「K18」がおすすめのタイプ

・ジュエリーを永く大切に使いたい方
変色しにくく輝きが長持ちするため、メンテナンスも比較的簡単に行えます。

・金属アレルギーが気になる方
金の純度が高いため、アレルギーリスクが比較的低いといえます。

・高級感や特別感を重視する方
金の割合が多いことで、深みのあるゴールドの色味を楽しめます。

・資産価値や金そのものの価値を重視する方
純度が高いため、将来的な市場価値も期待できます。

・プレゼントや記念品を探している方
上質な素材であるため、大切な人への贈り物としても人気があります。

フェスタリアおすすめの「K10」「K18」ジュエリー

フェスタリアでは「K10」「K18」ともに多くのジュエリーを取り揃えています。最後にフェスタリアおすすめのジュエリーを厳選して紹介します。

K10|ダイヤモンドを添えたイエローゴールドリング

フェスタリアのK10YG ダイヤモンド リング
フェスタリアのK10YG ダイヤモンド リング
¥35,200(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
イエローゴールドとダイヤモンドを、まるでレースを編むように繊細に組み上げたデザインの指輪。3石のダイヤモンドは、「過去」「現在」「未来」の想いが込められており、大切な時間をそっと見守るお守りジュエリーとしてもおすすめです。華奢な幅感とほどよい抜け感のあるシルエットは、華美になりすぎず、オフィスシーンはもちろん、カジュアルな装いにもなじみます。

K10|馬蹄モチーフのホワイトゴールドネックレス

フェスタリアのK10WG ダイヤモンド ネックレス
フェスタリアのK10WG ダイヤモンド ネックレス
¥35,200(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
幸運を呼ぶとされる馬蹄モチーフのネックレスに、ラッキーナンバー「7」を象徴する7石のダイヤモンドをあしらったデザイン。ダイヤモンド同士の間に施された地金の繊細なあしらいなど、細部までこだわりが感じられ、オーソドックスな中にも個性が光る仕立てです。お守りのように身に着けられる、特別感のあるネックレスです。

K18|ダイヤモンドがきらめくイエローゴールドピアス

フェスタリアのK18YG ダイヤモンド ピアス
フェスタリアのK18YG ダイヤモンド ピアス
¥69,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
ダイヤモンドの上質な輝きを楽しめるピアス。センターにきらめくダイヤモンドを、繊細なメレダイヤがぐるりと囲むデザインは、シンプルながらも華やかで、品のある存在感を放ちます。極小の爪でセッティングすることで、ダイヤモンドそのものの輝きを最大限に引き立てているのも魅力です。ベーシックでありながら立体的に仕立てたフォルムは、どの角度からもダイヤモンドの美しさを引き出し、顔まわりに洗練された印象を添えます。

K18|フラワーモチーフのピンクゴールドネックレス

フェスタリアのK18PG ダイヤモンド ネックレス
フェスタリアのK18PG ダイヤモンド ネックレス
¥69,300(税込)
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
7石のダイヤモンドを可憐に寄せ集め、小花のようにセッティングしたネックレス。繊細な輝きが胸元を飾り、清楚で上品な印象を与えます。日常の装いにはもちろん、特別な日の華やぎを添えるアクセントとしてもおすすめです。

「K10」「K18」の違いを知ったうえでジュエリーを選ぼう

「K10」と「K18」は、どちらも金を使用したジュエリーですが、さまざまな違いがあります。気軽に日常使いしたい方にはリーズナブルで丈夫な「K10」、永く愛用したい特別なジュエリーには上質感と安心感のある「K18」を選ぶのがおすすめです。それぞれの特徴を理解したうえで、自分のライフスタイルや好みに合ったジュエリーを選びましょう。

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