婚約指輪の平均購入価格
「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、購入した婚約指輪の平均価格は、35万円（全国推計値）です。以前、婚約指輪の相場は「給料の3ヵ月分」と言われていましたが、現在は30万円台が最も多く、次に20万円台、そして40万円台、50万円台と続きます。贈る側と贈られる側の年齢、カップルの価値観によって金額に違いが出てくるようです。
【年代別】パートナーに贈る婚約指輪の相場
婚約指輪の相場は年代別で異なります。「ゼクシィ結婚トレンド調査2021（首都圏）」を参考に、婚約指輪の相場を20代、30代の年齢別に見てみましょう。
20代のパートナーに贈る婚約指輪の相場
パートナーに贈られる婚約指輪の価格相場は、20代前半と後半で違いがありますが、贈る側の給料1ヵ月分ほどの価格が目安になっているようです。
＜20代前半＞
20代前半のパートナーに贈られた婚約指輪の平均価格は、27万6,000円です。ただし、割合で見てみると40万円～50万円が最も多く、次に10万円未満が続いています。価格よりもデザインにこだわるカップルも少なくないようです。
＜20代後半＞
20代後半の場合は、38万2,000円が平均購入価格で、20代前半より10万円以上も上がっています。一番多いのが30万円～40万円で、次は20万円～30万円です。
30代のパートナーに贈る婚約指輪の相場
贈る相手が30代の場合、40万円を超える結婚指輪を贈ることが多いようです。年齢とともに贈る側の経済力が上がることから、購入する婚約指輪の価格も上がっていると考えられます。
＜30代前半＞
30代前半のパートナーに贈られた婚約指輪の平均価格は、41万1,000円です。30万円～40万円で購入する人が1番多く、次いで40万円～50万円の順になっています。
＜35歳以上＞
35歳以上の場合は、41万9,000円が平均購入価格で30代前半とあまり変わりません。ただし、20万円～30万円での購入が最も多いのが特徴。一方で、100万円以上も9.1パーセントあり、「給料の3ヵ月分」という考えをもつ人が多い年代のようです。
婚約指輪の価格を左右する要素
婚約指輪は、ダイヤモンドの質や素材、デザインにより価格が決まります。婚約指輪の価格を左右する要素を見ていきましょう。
ダイヤモンドの品質
婚約指輪の価格を大きく左右するのが、ダイヤモンドの品質です。ダイヤの品質を決める評価基準のひとつに、4C（カラット・カラー・クラリティ・カット）があります。4Cについて詳しく見ていきましょう。
- カラット：宝石の重さの単位（１カラットが200ミリグラム）
- カラー：ダイヤモンドの色。無色透明に近いほど価値が高い（カラーダイヤモンドは除く）
- クラリティ：ダイヤモンドの透明度。内包物の数や傷の程度で価値が変わる
- カット：プロポーション・シンメトリー・ポリッシュなどでグレードが決まる
これらの基準でダイヤモンドの品質が評価され、価格に反映されます。ダイヤモンドの価格の決まり方や選び方のポイントは、こちらの記事に詳しく説明しています。
婚約指輪の素材
婚約指輪の素材として主に使用されているのは、プラチナとゴールドです。これらの素材は、変質や変色、変形しにくい特徴があります。それぞれの素材について紹介します。
＜プラチナ＞
プラチナは希少性が高いことから、指輪の価格も高くなりやすい傾向があります。やわらかく細工がしやすいためデザインが豊富です。
＜ゴールド＞
ゴールドはプラチナの次に希少性が高い素材です。ゴールドにはイエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドがあります。カラーバリエーションが豊富なため、パートナーの雰囲気や肌色と合ったゴールドを見つけやすいでしょう。
婚約指輪のデザイン
婚約指輪のデザインには、「ソリティア」「メレ」「パヴェ」「エタニティ」などがあり、これらのデザインによっても価格が変わります。それぞれのデザインの特徴を見ていきましょう。
「ソリティア」は、一粒のダイヤモンドがセッティングされているデザインです。ダイヤモンドを高い位置にセッティングしたゴージャスな印象を与える「爪あり」と、控えめで上品な印象を与える「爪なし」があります。
「メレ」は、メインのダイヤモンドの周りに小粒のメレダイヤモンドが施されたデザイン。エレガントで華やかな印象を与えます。
「パヴェ」は、アームの部分に小粒のメレダイヤが敷き詰められたデザインです。細身のアームでも存在感を放ち、ゴージャスな雰囲気を演出できます。
「エタニティ」は、同じサイズ・カットのダイヤをアームの表面に並べたデザインです。ダイヤが一周並べられたものをフルエタニティ、半周のものをハーフエタニティと言います。ダイヤのセッティング方法で印象が変わります。
20代～30代に人気の婚約指輪のデザイン
年齢によって婚約指輪の人気のデザインにも違いが見られるようです。次に「ゼクシィ結婚トレンド調査2021（首都圏）」を参考に、20代～30代に人気の婚約指輪のデザインをチェックしましょう。
20代前半に圧倒的な人気「ソリティア」
2０代前半に圧倒的な人気のデザインはソリティアです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2021（首都圏）」では、66.7パーセントがソリティアを選んでいます。次にメレが16.7パーセントと続きますが、ソリティアとの差に大きな開きがあります。一方で、パヴェを選んだ割合も10パーセントあり、一定数の支持があるようです。
20代後半は「メレ」の支持がアップ
20代後半でも51.4パーセントと半数近くがソリティアを選んでいます。しかし、メレを支持する割合も34.7パーセントあり、20代前半よりも2倍以上増加。ソリティアとの差が縮まり、メレの人気が高くなっているのがわかります。
30代以上は「パヴェ」「エタニティ」も選択肢に
30代以上にも、やはりソリティアとメレが人気ですが、パヴェとエタニティといった他のデザインを選ぶ割合も増えています。ソリティアは約43～45パーセント、メレは約37パーセントと根強い人気。パヴェは10～11パーセント、エタニティは5～8.8パーセント選ばれています。
20代〜30代のパートナーに贈りたいフェスタリアの婚約指輪
フェスタリアには全国相場ほどの価格で購入できる素敵な婚約指輪が揃っています。今回はそのなかでも、20代～30代に人気が高いデザインの婚約指輪を紹介します。
ダイヤモンドの魅力が引き立つソリティアの婚約指輪
フェスタリアの婚約指輪「ダイヤモンド フェアリー」
¥220,000～（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
年代を問わず人気が高いソリティアデザインの婚約指輪です。ダイヤモンドの輝きを余すことなく引き立てる繊細な爪が使われています。中央には大小ふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット“Wish upon a star®︎”ダイヤモンドをセッティング。
バレエ作品「眠れる森の美女」にインスパイアされて誕生したデザインで、お姫様と王子様の結婚を祝し、ダイヤモンドの精が舞うシーンをイメージしています。シンプルを極めたリングの優美なラインも特徴です。
中央のダイヤモンドとふたつのメレダイヤが輝く婚約指輪
フェスタリアの婚約指輪「アリア」
¥220,000～（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
大小ふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット“Wish upon a star®︎”ダイヤモンドの両サイドに、メレダイヤモンドをセッティングした婚約指輪です。中央のダイヤモンドを両サイドから彩るメレダイヤモンドは、ふたりの愛を象徴しています。手元を優美に演出してくれるデザインです。
結婚指輪と重ね着けが楽しめる華やかなパヴェの婚約指輪
フェスタリアの婚約指輪「スリール」
¥341,000～（税込）
※商品価格は予告なく変更する場合がございます。
花が開いたように輝く華やかなパヴェの婚約指輪。メインに大小ふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット“Wish upon a star®︎”ダイヤモンドを掲げるようにセッティングし、結婚指輪との重ね着けも楽しめます。
シリーズ名である「Sourire スリール」は、「微笑み」という意味です。ふたりで紡いでいく時間が豊かな微笑みで満たされるようにとの願いが込められています。
婚約指輪の相場と人気のデザインを知り、相手に合うものを選ぼう
婚約指輪の購入価格は30万円～40万円が相場で、年齢が高いほど相場も高くなる傾向があります。一方で、自分達の価値観に合った価格の婚約指輪を選ぶカップルもいるようです。
人気のデザインはソリテアとメレが続き、重ね着けが楽しめるパヴェも一定数支持があります。婚約指輪の価格を左右する要素や人気のデザインをチェックして、贈る相手にぴったりのものを見つけてくださいね。
