結婚指輪の刻印で失敗した例を紹介。後悔しないための対策も
結婚指輪の刻印でよくある失敗例は「もう少し凝ればよかった」「ミスの確認をすればよかった」など。後悔しないためには、ショップが対応可能な内容、スペルや日付にミスがないかなどの確認が大切です。この記事では、結婚指輪の刻印の失敗談、後悔しないための対策、よくあるQ&Aを紹介します。
結婚指輪の刻印に関する失敗談
結婚指輪の刻印は「もっとこうしておけばよかった!」と後悔が残る人もいるようです。失敗を防ぐために、まずは主な失敗談を紹介します。
記載内容がシンプルすぎた
シンプルに仕上げたものの、少し物足りないと感じたという失敗談があります。
<失敗談>
- イニシャルのみにしたが、記念日も一緒に入れておけばよかった
- 単語しか入れられないと思っていたが、意外とたくさんの文字数が入ることを後から知った
もう少し記載内容を吟味すればよかった
シンプルな刻印も人気ですが、なかにはもっとオリジナリティを出せばよかったと考える人もいます。
<失敗談>
- ふたりの地元や好きなものにちなんだ、ユニークな内容の刻印を楽しめばよかった
- 文字のフォントや入れたいマークも考えておけばよかった
- 裏石のセッティングもできることを知らず、ショップで焦って決めてしまった
ただし、凝りすぎて何を入れたか忘れてしまうこともあるので、あまりに難しくて親しみのない文章には注意しましょう。
日付・スペルを間違えた
うっかりミスで、メッセージのスペルや記念日の日付を間違えてしまう例も少なくありません。
<失敗談>
- 使い慣れていない外国語のメッセージを選んで、スペルを間違えてしまった
別途料金がかかることを知らずに注文した
結婚指輪の場合、ほとんどのジュエリーショップが無料サービスとして刻印を受けつけていますが、まれに別途料金がかかるところもあります。
<失敗談>
- 別料金なことを知らなかった
- 刻印は指に着けていると見えないので、料金を払ってまで入れる必要はなかったかも
しかし、既製品でも刻印を入れれば世界にひとつだけの指輪に仕上げられます。フェスタリアでは、結婚指輪の無料刻印サービスがあるので、ぜひ自分たちだけのメッセージを考えてみてはいかがでしょうか。
結婚指輪の刻印で失敗しないための対策
結婚指輪の購入を考えているショップに、刻印についてできることを事前に確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。刻印で失敗しないための対策を紹介します。
ショップに刻印ができるか確認する
まずは、そもそも刻印ができるのかを希望のショップに確認しましょう。ショップによっては刻印サービスがないところもあるので、サービス内容も含めて検討するのが大切です。
また刻印サービスがあったとしても、指輪のデザインによっては対応できない場合があります。例えば、幅が狭いものや特殊なデザインの指輪は、刻印を入れるのが難しい傾向にあります。どんな指輪なら刻印できるのかまで、ショップに事前確認しておくと安心です。
刻印できる文字数・フォントを確認する
刻印できる文字数は、指輪のサイズやデザインによって異なります。5〜20文字程度入れられる場合が多く、号数が小さいほど刻印できる文字数が少なくなるのが基本。
また文字のフォントはブロック体、もしくは筆記体から選べるパターンが多いようです。まれに英語や数字だけではなく、漢字やひらがな、マーク、イラストなどの特殊文字に対応しているところもあります。
裏石を埋め込めるか確認する
刻印とともに誕生石などを指輪の内側に埋め込みたい場合は、裏石セッティングサービスも行なっているショップで依頼を。誕生石はそれぞれ特別な意味が込められており、お守りのように身に着けられるとして人気です。自分ではなくパートナーの誕生石を埋め込んだり、秘められた意味で選んだりと、自分なりの楽しみ方を見つけましょう。
料金・納期を確認する
刻印の料金や納期の確認も大切です。結婚指輪を購入した人への無料サービスとしているショップでも、文字数が多かったり特殊な加工が必要になったりすると別途料金が発生する可能性があります。
フルオーダーやセミオーダーの場合はデザインの注文時に一緒に依頼しておけば、基本的に指輪の納期と変わりません。既製品に入れるなら2~3週間ほどが平均です。もしも刻印を入れることによって結婚式などの予定に間に合わないときは、後から刻印だけ入れてもらえるかを確認するのも良いでしょう。
スペルミスがないか確認する
刻印を依頼する際はスペルミスがないか、ふたりで入念にチェックしておきたいものです。特に使い慣れていない外国語のメッセージは、スペルはもちろん文法も間違いがないか見ておいてください。単語の順番が違うだけで、全く意味が変わってしまう場合もあります。
結婚指輪におすすめの刻印
後悔を残さないために、定番からオリジナリティ溢れる刻印まで、さまざまな例を知っておきませんか?結婚指輪に刻まれるメッセージの例を紹介します。
ふたりのイニシャル
刻印の定番が夫婦ふたりのイニシャル。対応文字数が多い場合はフルネームで入れる人もいます。オリジナリティを加えたいなら、モチーフやメッセージと組み合わせるのがおすすめです。
<例>
- Y & M(ユウタとミキ)
- Y to M(ユウタからミキへ)
- from Y(ユウタから)
- dear M(親愛なるミキへ)
記念日の日付
結婚記念日の他、ふたりが出会った日、初めてデートした日、プロポーズの日など、ふたりにとって特別な日を刻むカップルも多いようです。イニシャルと組み合わせるパターンもよく見らます。結婚指輪に刻むことで記念日に対する想いが強まり、よりお互いの特別な日になるでしょう。
<例>
- 西暦:2023.6.10
- 元号:R5.6.10
- アメリカ式:Jun. 10th, 2023
- イギリス式:10th, Jun. 2023
- 欧米式カジュアル:10/6/2023
愛のメッセージ
お互いに対する想いを外国語の短文メッセージにするのもおしゃれです。
<英語の例>
- I love you(愛してる)
- Beloved(最愛の人)
- With You(あなたとともに)
<フランス語の例>
- Je t’aime(愛してる)
- Le vrai Amour(真実の愛)
<ハワイ語の例>
- Aloha au i’a oe (愛してる)
- Aloha nui loa (たくさんの愛を込めて)
思い入れのあるフレーズ
ふたりだからこそわかるフレーズを指輪に刻むカップルもいます。例えば、ふたりがよくデートの際に聴いていた曲の歌詞、ふたりで初めて見に行った映画のタイトルや台詞など。パートナーからもらった印象的な言葉や、プロポーズの言葉を英語にして入れるのも素敵です。
失敗しても直せる?結婚指輪に刻印に関するO&A
刻印を消したり入れ直したりすることは不可能ではないものの、限度はあるため、失敗しないに越したことはありません。ここでは刻印に関する、よくある疑問に答えます。
一度入れた刻印は消せる?
刻印部分を研磨すると刻印は消せますが、素材や文字の深さによっては完全に消すのが難しい場合があります。また内側を削るのでサイズが変わったり、地金に負担がかかったりするため、基本は消さないものと考える方が良いでしょう。
刻印を入れ直せる?
刻印を一度消してから、新たな刻印を入れることも可能。入れ直しは有料にしているショップが多く、料金は3,000円~1万円ほどが相場です。ただし消すのと同様、対応できない可能性があったり、指輪に負担がかかったりするため、基本的には入れ直さなくて済むようにするのが望ましいでしょう。
後から入れられる?
刻印可能な指輪であれば、購入時ではなくても後から対応してくれるショップが多数です。入れたい内容がなかなか思いつかない、記念に入れたい結婚式の日付がまだ決まっていないといった事情があれば、決まってから依頼するのも手。対応期間はショップによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
サイズ直しはできる?
基本的には刻印をしていてもサイズ直しは可能です。スペースいっぱいに刻印を入れていてメッセージが途切れてしまう場合、サイズ直し後に改めて刻印の入れ直しを行ってくれるショップもあります。なおフルエタニティリングのような指輪全周に複雑な模様が入るデザインは、そもそもサイズ直しが難しい可能性があるので購入前に確認を。
結婚指輪の刻印は失敗しないよう、しっかり確認を
結婚指輪の刻印で失敗しないためには、刻印可能な文字数やフォントなど、ショップごとのサービスをあらかじめ確認しておくことが大切です。依頼するときには、スペルミスがないかのチェックも忘れずに。他のカップルが入れているメッセージ例も参考に、ふたりだけの刻印を入れてみてはいかがでしょうか。