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コラム

2022.12.19

結婚式で節約して良い&避けるべきポイント!費用を抑える時に気を付けたいことも紹介

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人生の節目となる結婚式。叶えたいことやゲストへのおもてなしのためにこだわりたいこともありますが、費用面も気になるのではないでしょうか。結婚式の費用は、式の日取りや時間帯を変えたり、準備するアイテムや衣装、装飾などを工夫したりすることで節約できます。この記事では、結婚式で節約して良い&避けるべきポイントを紹介します。

結婚式の節約方法

結婚式の計画表と貯金箱
「ゼクシィトレンド調査2021」によると、挙式・披露宴・ウエディングパーティー総額の全国平均は「292.3万円」、首都圏平均は「323.6万円」。もちろん人によって費用は異なりますが、かしこく節約できないかと考える人もいるでしょう。まずは、結婚式の節約方法を紹介します。

オフシーズンを選ぶ

結婚式は日取りによって会場費用が異なります。春や秋などの過ごしやすい季節は費用が高く、冬(12~2月)や夏(6~8月)などの気候が厳しい季節は、比較的費用が安い傾向にあります。費用を抑えたいなら、オフシーズンを狙ってみましょう。
ただし、暑さや寒さはゲストに負担になることもあります。高齢の親族がいる場合などは、事前に時期の相談をしたり、室内を中心とした演出にしたりするなどの配慮を心がけてみてくださいね。

お得な日程を選ぶ

費用の安い日程や時間帯を選ぶという方法もあります。結婚式の費用は、土日・祝日よりも平日の方が安い傾向にあります。平日に結婚式を行う場合は、ゲストが出席しやすいように「休日の前日」にするなどの配慮があると良いでしょう。
また、赤口や仏滅など、結婚式で避けられるお日柄は値引きしてもらえることもあります。ただし、家族や親族がお日柄を気にする場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

ナイトウエディングにする

結婚式の費用は時間帯によっても異なり、日中よりも、夕方から夜にかけて行うナイトウエディングの方が安い傾向です。ナイトウエディングの魅力は、夜ならではのロマンティックな雰囲気を楽しめるところ。また、キャンドルなどの装飾をセッティングすることで、装花代を節約できるメリットもあります。
ただし、終了時間が遅くなるため、場合によってはゲストのために最寄り駅までのタクシーやホテルの手配が必要になることもあります。節約できる金額と、別途必要となる費用を比べて決めると良いでしょう。

人前式にする

結婚式のスタイルを人前式にするという方法もあります。人前式とは、親族やゲストの前で結婚を誓い、証人になってもらう結婚式。誓う場所や演出などをふたりで決められる自由なスタイルが魅力です。牧師や聖歌隊、オルガン奏者なしでも行えるため、その分費用を抑えられます。

プランナーに相談する

結婚式の見積もりが出たら、プランナーに削れるアイテムや演出がないか相談するのもおすすめ。この時、ふたりが優先したいもの、優先度が低いものを伝えられると話し合いがスムーズです。他会場での見積もりも伝え、値下げをお願いするという手もあります。また、持ち込みを検討しているものをあらかじめ伝えて、契約前に持ち込み料の交渉をしておくことも節約に役立つでしょう。

結婚式で節約して良いポイント

結婚式の打ち合わせでは、ペーパーアイテムや衣装、花、演出などを決めていきます。これらの項目の中で節約して良いポイント、具体的な節約法を紹介します。

ペーパーアイテム

結婚式のペーパーアイテム
招待状やメニュー表、席札、席次表などのペーパーアイテムは、ゲストの人数分必要です。式場で手配せず、安く作ってくれる業者にお願いしたり、自分たちで手作りしたりすれば費用を抑えられるでしょう。ペーパーアイテムの他、ウエルカムボードやフォトプロップスなどを手作りして持ち込むのもおすすめです。

写真やビデオ

ビデオカメラで撮影する様子
会場で流すプロフィールムービーやエンドロールは、会場に依頼すると費用がかかります。自分たちで作成したり、会場以外の業者に依頼したりすることで節約できます。プロフィールムービーを自作するとお互いの思い出を改めて共有できるきっかけにもなるでしょう。
結婚式当日の写真やビデオも、プロのカメラマンを手配すると費用がかかるので、家族や友人にカメラを渡してお願いすると節約できます。ただし、カメラマンを担当するゲストに負担がかかるので、お礼などの配慮が必要です。また、友人カメラマンでは入れない場所がないかを、会場側に確認しておくと安心です。

装花

装花とキャンドル
装花はこだわりすぎると費用が高くなってしまいます。とはいえ、装花が少ないと物足りないことも。ゲストと写真撮影するメインテーブルは華やかに、その他の装花は調整するなど工夫しましょう。
シーズン外のお花は手に入りにくく価格も高くなるため、季節のお花を選んだり、リボンなどの花以外のアイテムで装飾したりするのもおすすめです。寂しい雰囲気にならないように、プランナーと相談しながら決めてくださいね。

衣装やアクセサリー

見つめ合う新郎新婦
新郎新婦の衣装やアクセサリーは、ふたりの優先度が低いのであれば節約して良いポイントです。お色直しなし、もしくは回数を減らすと費用を抑えられます。
新婦は2Wayドレスを選んだり、サッシュベルトを加えたりすれば、1着のドレスでも装いに変化を付けられるでしょう。グローブやティアラ、ネックレスなどのアクセサリー類は、フリマアプリで手に入れると節約に。新郎は同じタキシードでも、シャツやタイ、ベストなどを変えれば、雰囲気を変えられます。

プチギフト

プチギフトとサンキュータグ
プチギフトは、ゲストに感謝の気持ちを伝える小さな贈り物のこと。自分たちでネット注文すると割安なこともあります。ブランドのお菓子や紅茶などを購入し、1セットずつラッピングしてプチギフトにするのもおしゃれです。「THANK YOU!」「ありがとう」など、感謝の気持ちを表すメッセージを添えると素敵です。
ただし、式場によっては持ち込み料が発生する場合があるので、事前に確認しておきましょう。

結婚式の節約で避けるべきポイント

結婚式では、節約すべきでないものもあります。特に、ゲストへのおもてなしとなるポイントの節約しすぎは要注意です。参列したゲストが物足りないと感じないように配慮しましょう。

料理や飲み物

結婚式のテーブルセット
料理や飲み物は、ゲストが楽しみにしているものなので節約を意識しすぎない方が良いでしょう。料理はランクよりも、質や量を意識して選びます。ふたりがおいしいと感じたもの、品数がちょうど良いものを選ぶのがポイント。メインの料理はゲストも注目するので、豪華なものを選ぶのがおすすめです。また、ドリンクの種類が豊富だとゲストに喜ばれます。

引出物

引出物の食器
引出物は、結婚式に足を運んでくれたゲストに贈るお礼の品です。感謝の気持ちを伝えるものなので、引出物の価格を下げるのは避けた方が良いでしょう。価格をこっそり下げたつもりでも、有名ブランドのギフトやカタログギフトなどは、商品で金額の予想がついてしまうこともあります。
引出物のランクを下げずに少しでも節約したい場合は、自分たちで引出物を準備して持ち込む、もしくはゲストテーブルに案内用紙を置くだけの引出物宅配を利用するなどを検討してみてくださいね。

結婚式の節約で気を付けたいこと

結婚式のチェックリスト
最後に、結婚式の節約で気を付けたいことを紹介します。自分たちもゲストも満足する結婚式になるように、チェックしてみてくださいね。

譲れないものを明確にしておく

結婚式で譲れないポイントをふたりで話し合って、明確にしておくことが大切です。例えば「衣装は華やかにしたい」「写真はプロに撮ってもらいたい」など。結婚式のテーマを基準にし、華やかな雰囲気にしたいなら装飾に、ゲストへのおもてなしを重視するなら料理にお金をかけるなども良いでしょう。譲れないポイントをはっきりさせておけば、無理な節約をして後悔せずにすみます。

節約しすぎない

節約しすぎてしまうと、ゲストにさとられてしまうこともあります。例えば、装飾を減らすことでチープに見えたり、食事や引出物の節約でゲストへのおもてなしが行き届かなくなったりしてしまうなど。節約する際はほどほどにして、プランナーの意見も聞きながら、本来ふたりが挙げたかった結婚式から離れてしまわないように注意しましょう。

かしこく節約して結婚式を挙げよう

寄り添う新郎新婦
結婚式は、日取り選びや工夫次第で節約できます。ただし、ゲストの満足度が下がらないように、料理や飲み物、引出物選びには注意しましょう。かしこく節約して、新郎新婦もゲストも笑顔で満足できる結婚式を挙げてくださいね。    

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