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コラム

2024.03.27

自宅でできる指輪の洗浄方法

自宅でできる指輪のお手入れ方法には、やわらかい布で拭き取る他に、中性洗剤を使った洗浄や研磨剤を使った磨き直しなどがあります。それぞれの用意するものや手順を解説します。

日常のお手入れ|やわらかい布やクロスで拭く

指輪をやわらかい布で拭く女性の手
皮脂やほこりなど少しの汚れには、乾いたやわらかい布や眼鏡用のクロスなどを使って拭き取るのが効果的です。力を入れすぎないよう優しく汚れを落としましょう。

汚れが気になる場合のお手入れ|浸けおき洗いをする

浸けおき洗い中の指輪
汚れが目立つ時や布で拭くだけでは落とせない時は、浸けおき洗いで汚れを落とします。
<用意するもの>
・コップ一杯のぬるま湯(35〜40度)
・中性洗剤(食器洗い用洗剤)
・やわらかいブラシ(子ども用の歯ブラシや化粧用筆、絵筆など)
・タオル
<手順>
① ぬるま湯に中性洗剤を数滴たらす
② 指輪を浸けて数分おく
③ やわらかいブラシで汚れが溜まっている部分を軽くこすり、汚れを落とす
④ 汚れが落ちたら水ですすぎ洗いをする
⑤ タオルで水気をしっかり拭き取る
刻印部分などにしつこい汚れが付着している場合は、一晩おくと汚れを落としやすくなります。ダイヤモンドがあしらわれた指輪は、爪の部分に汚れが溜まりやすいので念入りに洗いましょう。ブラシは筆先が長すぎず、コシや弾力のあるものが汚れを落としやすくおすすめです。

細かい傷が気になる場合のお手入れ|研磨剤で磨く

細かい傷で輝きを失い、表面が曇って見える場合は研磨剤で磨き直します。
<用意するもの>
・研磨剤
・クロス(シカ革、セーム革)
・タオル
<手順>
① クロスに研磨剤を塗る(歯磨き粉程度の量)
② 研磨剤が乾いたら、塗ったところに指輪を強くこすりつける
③ 傷がなくなったら研磨剤を洗い流して、タオルで水気を拭き取る
ポイントはクロスに指輪をしっかりとこすりつけること。クロスが黒く汚れますが、指輪の表面が削られている証なので問題ありません。また、黒くなった箇所は数回繰り返して使えます。超微粒子研磨剤とつや出しワックスが含まれたポリマールを使用して磨くのも良いでしょう。

自宅で指輪を洗浄する時の注意点

ブラシで磨かれているダイヤモンドリング
指輪の素材やセッティングされている宝石によっては洗浄に向かないものがあります。また、研磨剤はつや消し加工の指輪には使えません。自宅でのお手入れ前に確認しておくべき注意点を紹介します。

水洗いできる素材・宝石を確認してから洗浄する

浸けおき洗いができる素材や宝石は限られます。水洗い可能な素材・宝石のみ洗浄しましょう。
素材・宝石 水洗いできる 水洗いに適さない
素材 ・ゴールド
・プラチナ
・チタン
・シルバー など

宝石 ・ダイヤモンド
・ルビー
・サファイヤ
・ガーネット
・アクアマリン
・ペリドット 
・タンザナイト など
・パール
・エメラルド
・オパール
・サンゴ 
・ターコイズ など
水洗いに適さない宝石には水や熱に弱いものや、魅力的に見せるためにオイル処理をされたエメラルドなどが含まれます。水洗いできるか不安な場合は、購入店舗に確認してから洗浄してください。

研磨剤はつや消し仕上げやメッキの指輪などには使わない

研磨剤も使えない加工や素材、宝石があるのであらかじめ確認してください。研磨剤で磨いてしまうとせっかくの加工が消えてしまったり、素材や宝石に傷が付いたりしてしまいます。
<研磨剤が使えない指輪>
・マット加工やヘアライン加工など、つや消し仕上げの指輪
・メッキの指輪
・チタンやジルコニウムを使用した指輪
・ダイヤモンド以外の宝石があしらわれた指輪
上記に該当する場合は、乾いたやわらかい布で汚れを拭き取りましょう。

磨き直しは何度も行わない

研磨剤による磨き直しは、指輪の表面を削ることで小さな傷を消すお手入れ。何度も行うと指輪が薄くなるので、自分で行うのは数回程度に留めましょう。大きな傷が気になる場合は、プロの手でメンテナンスが必要です。購入したショップやブランドに相談しましょう。

指輪の輝きを長持ちさせる方法

ケース入りの指輪
大切な指輪を長く美しく保つには、定期的なお手入れが必要です。生活スタイルに合わせて習慣にしましょう。また、お手入れでキレイになった指輪は専用のケースで保管してください。

お手入れを習慣にする

毎日着ける結婚指輪などは汚れが溜まりやすいので、お手入れを習慣にして継続するのが大切です。例えば、帰宅して手を洗う時に指輪も軽くすすぎ洗いをしたり、就寝前にクロスで拭いたりなどを習慣化しておくと、美しい輝きの指輪をキープできます。毎日のお手入れが難しくても、月に一度は洗浄しましょう。

指輪を外す場合はしまう前にお手入れする

汚れが付いたまま保管してしまうと固まって落ちにくくなるため、しまう前にお手入れをしましょう。特に、シルバーの指輪は汗などが付いたまま放置すると変色してしまう可能性があり、ダイヤモンドは曇りの原因になります。
外す時に水洗いや、やわらかな布で拭いてからしまうと、次に着ける際もキレイな指輪で手元を華やかに演出できます。

保管時はふた付きの専用ケースにしまう

日常的に身に着けない指輪は購入した時のケースやジュエリーボックスなど、ふた付きの専用ケースで保管しましょう。ほこり、湿気、直射日光など、指輪が劣化してしまう原因を避けられます。他のジュエリーと一緒に入れると、ぶつかったりこすれたりして傷が付く恐れもあるため、個別の専用ケースにしまうのがおすすめです。
専用ケースの保管場所にも注意が必要です。ゴールドは防虫剤に含まれるナフタリンに反応して変色することがあるので、タンスは避けた方が良いかもしれません。
また、ふたをしたまま長期間保管すると、湿気が溜まってしまう可能性も。定期的にふたを開けて空気の入れ替えをしながら、乾いたやわらかい布で磨く手間をかけることで、美しい指輪を長持ちさせられます。

定期的に受けたいジュエリーショップの指輪洗浄

ダイヤモンドがあしらわれた指輪を持つ女性の手
ジュエリーショップで洗浄をお願いすると、自宅では落としきれなかった汚れをキレイに落とせます。また、一緒に指輪の点検をしてくれることも多いので、定期的に足を運んで指輪を美しく保ちましょう。ジュエリーショップへ持ち込んだ際の一般的なクリーニング内容を紹介します。

指輪の状態を点検

多くのジュエリーショップでは、クリーニングの際に指輪の状態をチェックしてくれます。一般的なチェック項目は以下のとおりです。
<ジュエリーショップでの点検内容>
・宝石を留める爪がゆるくなっていないか
・宝石が欠けたり、割れたりしていないか
・指輪が歪んでいないか など
自分では気づいていなかった不具合や、洗浄が可能な素材・宝石かも確認してもらえるので、安心して任せられます。

クロス磨き

ジュエリー専用のクロスで汚れを拭き取ってくれます。素材によっては研磨剤入りのクロスで小さな傷を磨き、つやのある指輪に仕上げてくれます。

超音波洗浄機で洗浄

ジュエリーショップでは、自宅の洗浄では落としきれない汚れを超音波洗浄機で取り除いてくれます。超音波洗浄機とは、超音波の振動で細かい汚れを落とす機器のこと。ダイヤモンドのくすみなどもキレイに取り除き、美しい輝きを取り戻せます。

定期的に洗浄して、指輪をキレイに保とう

美しく輝く3つの指輪
指輪をキレイに保つには、定期的なお手入れが大切です。指輪の素材や宝石、加工などに合わせて最適な洗浄方法を確認し、習慣に取り入れましょう。プロによるクリーニングも活用しながら、美しい指輪を長く身に着けてくださいね。

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