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2021.10.21

ロマンティックな由来を持つサンドセレモニーとは。おしゃれな演出のアイディアも

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結婚式の演出で注目されつつある、サンドセレモニー。人前式で取り入れる新郎新婦が増えています。この記事ではサンドセレモニーの意味や由来、おしゃれな演出アイディア、必要なもの、サンドセレモニーを行う流れを紹介しています。サンドセレモニーの由来ややり方を知り、パートナーと演出の検討をしてみてくださいね。

サンドセレモニーの意味や由来

サンドセレモニーを行う夫婦
容器に砂を注いでアートを作る結婚式の演出、サンドセレモニー。サンドセレモニーはアメリカが発祥と言われています。ここでは、サンドセレモニーの意味や由来を紹介します。    

サンドセレモニーの意味

サンドセレモニーとは、さまざまな色の砂を容器に注ぎ、世界で1つの作品を作り上げる結婚式の演出です。一度混ざり合うと、別々に分けられないことから、結婚したふたりがひとりに戻ることがないといった意味があります。シンプルな演出ですが、ロマンティックな意味が込められており、結婚式の演出にぴったり。
日本では挙式時の結婚証明書の代わりにサンドセレモニーを行う新郎新婦が多いです。砂の色や容器、入れ方で、オリジナルの作品を作れます。おしゃれな見た目なので、挙式後は部屋のインテリアとしても楽しめるでしょう。

サンドセレモニーの由来

サンドセレモニーは、着色された砂を重ね合わせていたネイティブアメリカンの文化が由来と言われています。また、ビーチサイドで結婚式を挙げているハワイの先住民が発祥との説も。アメリカの結婚式でよく行われている演出で、日本でもここ数年で、結婚式に取り入れる新郎新婦が増えています。

サンドセレモニーの演出アイディア

ゲストも参加するサンドセレモニー
サンドセレモニーには、新郎新婦ふたりで行うもの、両家の親と一緒に行うもの、ゲストにも参加してもらうものがあります。それぞれのサンドセレモニーのやり方を紹介します。    

新郎新婦ふたりで行うサンドセレモニー

サンドセレモニーの本場アメリカでは、新郎新婦のふたりがゲストの見ている前で、それぞれの砂を同じタイミングで注ぎます。砂を注ぐ勢いや、注ぐボトルの傾け方で、砂の入り具合が変わるため、世界に1つだけのアートを作れます。新郎新婦のふたりで行う場合は、挙式の誓いの言葉を交わした後に行われることが多いです。挙式にふさわしい容器や砂を注ぐボトルを選んで、おしゃれな演出をしましょう。

両家で行うサンドセレモニー

両家の親と一緒にサンドセレモニーを行う新郎新婦もいます。両家で行うサンドセレモニーには2通りのやり方があります。
  • まずそれぞれの家で砂を合わせ、その後合わせた砂をさらに合わせるもの
  • 両家の親が先に注ぎ、その上から新郎新婦のふたりが注ぐもの
どちらの方法も、両家の絆を強めるのにぴったりの演出です。

ゲストも参加するサンドセレモニー

ゲスト参加型のサンドセレモニーは、受付を終えたゲストに好みの色の砂を容器に入れてもらいます。そして、挙式や披露宴で新郎新婦が砂を加え、完成です。ゲストと一緒に楽しめるため、日本ではゲスト参加型のサンドセレモニーを行う新郎新婦が多いです。選んでもらう砂を小瓶に分けておくと、容器にどのくらいの砂が注がれるか予想できますよ。
また、ゲスト参加型の場合は、説明書も用意しましょう。説明書にサンドセレモニーのことや意味、感謝の気持ちを記載しておくと、受付後スムーズに行ってもらえます。

サンドセレモニーは砂や容器にこだわっておしゃれな演出を

さまざまな色や容器のサンドアート
サンドセレモニーは、砂と容器を用意するだけで簡単に行える演出です。サンドセレモニーで必要なものとその選び方を解説します。    

完成品のことを考えて砂の色にこだわる

サンドセレモニーで使った砂
新郎新婦ふたりで行う場合は、それぞれが違う色の砂を持って行うのが一般的。好きな色や結婚式のテーマカラー、サムシングブルー(聖母マリアを象徴する青を結婚式で使う)を取り入れてみてください。注いだ後の完成品をイメージし、砂を合わせたときのバランスを考えて色を選ぶとより良いですよ。
親と一緒に行うサンドセレモニーの場合は、それぞれの親と新郎新婦の分で、4色用意すると良いです。ゲスト参加型の場合も、4~5色ほど用意しましょう。4~5色が、ほど良いバランスでおすすめです。
サムシングブルーのことをもっと知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。

演出アイディアに合わせて容器にこだわる

ハート型のサンドセレモニーの容器
容器はガラスのボトルなど、中の砂が見えるものなら何でも良いです。新郎新婦ふたりで行うときは、ハート型など、おしゃれな見た目のものがおすすめ。「時を刻んでいく」の意味がある砂時計を容器にするのも素敵です。
かわいいデザインのサンドセレモニーの容器
親やゲスト参加型の場合は、フレームタイプが良いでしょう。フレームの場合、ふたりの名前や結婚式の日付を入れる新郎新婦が多いです。
また、自分達でフレームを作る新郎新婦もいます。フレーム2つと木材、木工用ボンド、ホワイトの油性ペンを用意するだけで、意外にも簡単に作れます。木材のカットのみ少し手間がかかるため、購入する木材をその場でカットしてくれるホームセンターなどで相談すると良いでしょう。
DIYが苦手な新郎新婦には、フレームのサンドセレモニーキットなども販売されています。ぜひこれらも活用してみてください。    

【結婚式当日】サンドセレモニーの流れ

青と白の砂が美しいサンドセレモニー
サンドセレモニーは挙式で誓いの言葉を交わした後に行うのが一般的です。しかし、披露宴で行うサンドセレモニーもロマンティックで素敵。結婚式当日のサンドセレモニーの流れを紹介します。    

挙式で行うサンドセレモニーの流れ

サンドセレモニーは挙式の「誓いの言葉」の後に行うのが一般的です。契約書にサインした後や指輪交換の後に行う人もいます。挙式の厳やかな雰囲気を壊さない演出を心がけましょう。
人前式の場合は、結婚証明書の代わりに行う新郎新婦が多いです。人前式に行うサンドセレモニーの流れを紹介します。
<人前式でのサンドセレモニーの流れ>
  1. 新郎新婦入場
  2. 誓いの言葉
  3. 指輪交換
  4. 誓いのキス
  5. サンドセレモニー
  6. ゲスト承認
  7. 新郎新婦退場

披露宴で行うサンドセレモニーの流れ

披露宴でのサンドセレモニーは、ゲストにより近くで見てもらえます。再入場の時に新郎新婦が砂を持って入る演出をしてみて。何が始まるのかと、ゲストのわくわく感が増します。
両家で行う場合は、花嫁の手紙の前にサンドセレモニーを行うと良いです。この場合、親達に先に注いでもらい、後から新郎新婦のふたりが注ぐと、盛り上がります。両家の絆を深めた後に、花嫁の手紙の演出をすると、より思いの強い演出となるでしょう。

ロマンティックな由来のサンドセレモニーでおしゃれな演出を

笑顔の新郎新婦
シンプルな演出のサンドセレモニーですが、「結婚したふたりがひとりに戻ることはない」というロマンティックな意味があります。演出方法はさまざまですが、結婚式で行った演出が形に残ります。結婚式後、玄関などにインテリアとして飾るのも素敵です。サンドセレモニーの由来や、やり方を知りパートナーと一緒に演出を検討してみてくださいね。
他にもおすすめの演出を知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。

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