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コラム

2021.02.26

結婚式の司会者は誰にするべき?司会者選びの見極めポイントを紹介!

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結婚式の司会は、進行役と同時に会場のムードを作る重要な存在です。司会者によって結婚式の雰囲気や進行状況も変わるため、慎重に選ぶ必要があります。この記事では、結婚式の司会を依頼する相手と、その相手を選ぶメリットとデメリットについて紹介。また、司会者との打ち合わせのコツも併せて紹介するので、参考にしてくださいね。

結婚式の司会を依頼する相手

披露宴会場に設置されたマイク
結婚式の司会者は、式の進行など重要な役割を担っているため、依頼する相手選びも大切。自分達らしい結婚式をするためには、誰に依頼するのが良いのかよく考えて決めましょう。

依頼する相手の選択肢は主に4つ

結婚式の司会を依頼する場合、相手には4つの選択肢があります。

①結婚式場が手配する司会者
式場が提携してる業者の司会者で、最も一般的な選択肢です。式場を通して依頼します。
②外部のフリー司会者
上記以外の司会派遣会社に所属する司会者や個人の司会者です。自分達で探して依頼します。
➂友人、知人、親族
ゲストとして参列してもらう人に依頼します。
④新郎新婦
新郎新婦自らが司会を担当します。身内だけで行われる少人数の結婚式などに見られます。

これらの中から、予算やスケジュール等などを考慮して、自分達に1番合う司会者を選びましょう。

プロの司会者に依頼する人がほとんど

以前は、式にゲストとして参加してくれる友人や知人、親戚などに司会を依頼する人も多かったようですが、現在ではプロの司会者に依頼することが多いようです。なかでも、多くの人達が式場の手配する司会者に依頼するパターンを選択しています。

理由としては、結婚式場によって外部の司会者を依頼できないケースや、別途料金がかかる場合もあるためです。

結婚式の司会①式場手配の司会者に依頼するメリットとデメリット

結婚式の司会をする女性
結婚式の司会は、依頼する相手によってメリットやデメリットが異なります。ここでは、式場が手配した司会者の場合について紹介します。

メリット

式場が手配した司会者を選択する最大のメリットは、式場がすべて手配してくれることです。自分達で司会者を探す必要がなく、結婚式場のプランナーを通して情報を共有し、打合わせの日時などもセッティングしてくれるため、やりとりの手間がかかりません。万一、自分達に合わないと感じた時も、式場に相談すれば担当者を変更して貰えるのもメリット。

また、会場になれているため、司会者とスタッフとの連携や意思疎通もスムーズに行われます。結婚式の準備にできるだけ手間をかけたくない人や、忙しくてなかなか時間が取れないという人におすすめです。

デメリット

式場側から司会者を指名される場合が多いため、自分達の好みに合う人が紹介されるとは限りません。事前に「こんな感じの人にお願いしたい」と、希望を伝えておくと良いですね。それでも希望と違った場合は、他の人に変更もできます。

また、式場を通しての依頼となるため、その分料金が高くなってしまう点や、対面での打ち合わせは1回程度となる場合も。当日のイメージを共有するのが難しい場合がある点も考慮しておく必要があるでしょう。

結婚式の司会②フリー司会者に依頼するメリットとデメリット

結婚式の司会を進行する女性司会者
実際に自分達で会って決められるフリー司会者には、どのようなメリットやデメリットがあるのか紹介します。

メリット

フリー司会者に依頼するメリットは、自分達が納得した人を選べることです。多くの司会者の中から、自分達の希望に寄り添ってくれる司会者を選べるのは魅力的です。対面での打ち合わせやメールでのやり取りも、式場を通さずに司会者本人と直接できるため、しっかりとコミュニケーションがとれます。

司会者によって料金が異なるため、自分達の予算に合う人を選べ、式場で手配するよりも安くすむ場合もあります。自分達で納得して選びたい、という人におすすめです。

デメリット

フリー司会者の場合は、自分達で司会者を探さなければならないため、スケジュールの確保や式場とのこまめな連絡が必要になります。

また、式場によっては外部の司会者に頼むと別途料金がかり、金額が高くなってしまう場合もあります。

結婚式の司会③友人・知人に依頼するメリットとデメリット

司会をする女性の後ろ姿
最後に、最近ではあまり見られない友人や知人、親戚に司会を依頼するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

司会を友人や知人に依頼した場合、アットホームな雰囲気を出せるのが1番の魅力です。新郎新婦を昔からよく知っている人だからこそ、プロの司会者とは異なる進行ができるでしょう。また、新郎新婦はもちろん、司会を頼んだ友人・知人にとっても良い思い出となります。プロに依頼するよりも費用を抑えられるのも魅力です。

デメリット

友人や知人にお願いした場合、プロではないため言い間違いや進行がスムーズにいかないなど、ミスやアクシデントが起こる可能性もあります。頼まれた相手への負担も大きくなる場合があるため、新郎新婦も台本を作ったり、式場との橋渡しをしたりと、綿密な打ち合わせや準備をして相手の負担を減らせるように配慮する必要があるでしょう。

素敵な結婚式にするために。司会者との打ち合わせのコツ

結婚式のチェックリスト
司会者によって、結婚式の雰囲気は変わります。イメージ通りの結婚式にするためには、司会者との打ち合わせはとても大切。式場側の司会者の場合、1度の打合わせで終わることが多いため、事前にしっかり準備をしておきましょう。ここでは、自分達らしい結婚式を叶えるための、司会者との打ち合わせのコツを紹介します。

結婚式のコンセプトや希望をしっかり伝える

自分達が希望する結婚式をするためには、司会者に「どんな結婚式にしたいか」「ゲストに何を伝えたいのか」を理解してもらうのが大切です。ゲストとワイワイ盛り上がりたいのか、落ち着いた大人の雰囲気の結婚式にしたいのかなど、どんな式にしたいのかを伝えると、司会者の言葉選びやトーンも変わります。自分達の結婚式のイメージを、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。

ゲストの名前・肩書きなどの読み方を伝える

スピーチや乾杯をお願いするゲストの名前や肩書の読み方を間違えるのは、大変失礼です。ミスがないように、打ち合わせの段階でしっかり伝えましょう。会社名や役職名などは、特に注意。記載されているものに間違いがないか、新郎新婦自身も必ずチェックしてください。

ふたりの情報を具体的に伝える

披露宴では司会者が新郎新婦を紹介します。生年月日や出身地、学生時代の思い出、家族構成、ふたりのなれそめなど、ふたりのプロフィールをできるだけ詳しく伝えておくと、人柄や思い出がゲストに伝わりやすくなります。家族やゲストとのエピソードなど、紹介したい出来事があれば伝えておきましょう。

言ってほしいこと・言ってほしくないことを伝える

司会者には披露宴で言ってほしい内容や、言ってほしくない事柄は明確に伝えておくほうが、後々トラブルになりません。

言ってほしいことの例
ブーケやウェルカムボードなど、結婚式のアイテムをゲストに制作してもらった、ドレスや料理などに関して、ゲストに伝えたい想いがある…など

言ってほしくないことの例
授かり婚、出会い(マッチングアプリや合コン)、仕事の内容など

ただし、授かり婚の場合は当日の体調もあるため、司会者には伝えておいた方が安心です。その上で、ゲストに伝えるのか希望をはっきり伝えましょう。

司会者選びはよく考えて、素敵な結婚式にしよう

花で飾られた2脚のイス
司会者は結婚式のキーパーソンとも言える大切な役です。自分達らしい結婚式にするためには、誰に司会を頼むのが良いのかよく考えて決めましょう。

司会者が決まったら、ふたりのイメージを共有してもらえるよう、希望を具体的に伝えることも大切。司会者の力も借りて、ふたりにとって思い出に残る素敵な結婚式にしてくださいね。

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