結婚式の準備はケンカが多い?理由別の解決策と事前に話し合っておきたいポイント
結婚式の準備期間中にケンカをするカップルは多いようです。ケンカしても解決策を見つけ、お互いが歩み寄ることが大切です。この記事では、結婚式の準備でケンカする理由やその解決策、事前に話し合っておきたいポイントを紹介します。ふたりで仲良く準備を進める参考にしてみてくださいね。
結婚式の準備でケンカするカップルはどのくらいいる?
結婚式を控えたカップルのうち約7割が、結婚式の準備中にケンカをしているといわれます。役割分担やお金に関すること、両家の意見の違いなどさまざま理由からケンカが生じているようです。お互いの意見やこだわりがぶつかり合い、折り合いがつかなくなるのも珍しくありません。
しかし、結婚式を控えるふたりにとって、ケンカは乗り越えないといけないこと。ケンカになっても、解決策を見つけて仲直りし、準備を進めることが大切です。
結婚式の準備でケンカになる理由と解決策
結婚式準備の準備でケンカする理由は、役割分担や、費用分担、両家の親の意見の取り入れ方などが多いようです。ここではケンカが生じる主な理由とその解決策を紹介します。
ケンカの理由①準備の役割分担について
パートナーが準備に協力的でないことが理由でケンカになるカップルが多いようです。結婚式の準備には、式場・日程・ゲスト人数の決定をはじめ、やらなければいけないことがたくさんあります。片方ばかりに負担がかかると、ケンカになる可能性が高いです。
【解決策】
やることリストを作りタスクを見える化して、役割分担を決めましょう。音楽が好きなパートナーの場合は、BGMの担当をお願いするなど、パートナーが準備を楽しめるような工夫も必要です。
「あなたも何かやって」と言うのではなく、準備項目の選択肢を用意して「どれにする?」と選んでもらうようにすると、パートナーも準備に取り組みやすいでしょう。
ケンカの理由②結婚式の費用について
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(首都圏)」によると、結婚式にかかる費用は全国平均303万8,000円という調査結果が出ています。
準備が進むにつれ、オプションの追加などで見積もり時よりも費用がかさみケンカになる場合も。どちらがどれだけ費用の負担をするかで不公平感が生まれると、ケンカに発展しやすいです。
また、結婚式の費用について、両家の意見や地域の習慣の違いでケンカになるケースもあります。
【解決策】
式場の契約をする前に、お互いにどのくらい費用を負担できるか、親の援助を受けられるかなどを話し合っておくことが望ましいです。ご祝儀分の概算とあわせて、結婚式にかかる費用とふたりの自己負担額をお互いに把握しておきましょう。
新郎新婦それぞれにかかるもの、共通のものを整理して、項目ごとにどちらが負担するのかを話し合うのも良いでしょう。オプションを追加する際にも、その分を誰が負担するのかとあわせて検討すれば、後から揉める原因にもなりにくいです。
ケンカの理由③親の意見の取り入れ方について
結婚式は両家の親にとっても重要なイベントです。しかし、地域の習慣や家庭によって結婚式に対する考え方が異なることもあるようです。お互いの親の意見が割れ、その間でカップルが板挟みになるケースも。ふたりの希望やどちらの意見を優先するかでケンカになってしまうこともあります。
【解決策】
親の意見を尊重しつつ、パートナーにも確認を取りながら準備を進めることが大切です。招待するゲストや席次、料理などは親の意見を取り入れた方が良い場合もあります。新郎新婦が両家の橋渡し役になり、意見をまとめましょう。親とパートナー、両方にわだかまりを残さないようにするのがポイントです。
結婚式準備でケンカしないために!事前に話し合うべきポイント
結婚式の準備中に生じるケンカは、事前の話し合いで防げるケースが多くあります。結婚式を準備する前に話し合っておきたいポイントを紹介します。
結婚式のイメージをすり合わせる
準備を始める段階で、ふたりが理想とする結婚式のイメージをすり合わせておきましょう。お互いのイメージに食い違いがあると、ケンカに発展しやすくなります。式場の見学をすればイメージが具体化でき、「ふたりの結婚式」という共通認識をもてます。また、結婚式のテーマについて話し合っておくと、式場や挙式スタイル、衣装などの決定もスムーズに進むでしょう。
結婚式のテーマの決め方については、こちらの記事で紹介しています。
予算と優先順位を決める
お金のことでケンカをしないためにやっておきたいのが、事前に費用を確認して予算と優先順位を決めること。ある程度予算を立てたら、優先したいものと妥協できるものを分け、調整していきましょう。結婚式場の見積もりをもらったら、準備を始める前におおまかな費用分担を決めておくと安心です。
また、結婚式や新婚旅行に向けて、ふたりで共通の貯金をするのもおすすめです。費用について共通認識をもつことで、ケンカを避けられます。
役割分担とスケジュールを決める
どちらかに準備の負担がかかりすぎないよう、先に役割分担とスケジュールを決めておきましょう。新郎新婦それぞれがやること、ふたりで一緒にすることを共有することがポイントです。それぞれの役割が決まれば、責任感が芽生えてきます。
また、何をいつまでにするのかスケジュールを立て、その進捗状況が分かるように見える化すると、焦らずに準備が進められてケンカにもなりにくいでしょう。
結婚式の打ち合わせについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
新郎新婦と両家の意見をすり合わせる
事前に両家の親や親戚が気にするポイントを確認し、違いがあれば意見をすり合わせておくとケンカを避けられます。ふたりの希望をしっかりと伝えることも大切です。パートナーの親や家族と一緒に食事をする機会をつくり、コミュニケーションをとっておきましょう。
結婚式の準備でケンカした後に仲直りする方法
結婚式の準備でケンカをした場合は、お互いが歩み寄って話し合うことが大切。プランナーに相談するのも一つの方法です。ここでは、結婚式の準備でケンカをした後に仲直りする方法を紹介します。
自分に非がある時はすぐに謝る
自分に非があったと思う場合は、すぐに謝るのが仲直りの秘訣。ケンカが長引けば結婚式の準備も進まないため、悪循環になります。パートナーから謝られた場合も、意地を張らず、パートナーの意見に耳を傾けましょう。意見をぶつけ合うのではなく、お互い歩み寄って話し合いをすることが大切です。
時間を置いて話し合いをする
ケンカになってしまったら、少し時間を置いて気持ちが落ち着いてから話し合いましょう。ケンカの直後はお互い頭に血が上り、冷静に話し合うのは難しいものです。冷静になれば、自分にも非がなかったかどうかも判断できます。
プランナーを交えて話し合いをする
意見の食い違いが埋まらず、ケンカが長引きそうな場合は、プランナーを交えて話し合うのがおすすめです。プランナーは多くの新郎新婦を見届けているため、プロの視点から的確なアドバイスをしてくれます。第3者を交えるといった点でも、考え方が整理できて仲直りにつながるでしょう。
準備を忘れてデートをする時間をつくる
結婚式の準備以外に、ふたりでデートをする時間もつくりましょう。結婚式の日取りが決まってから、準備ばかりしているというカップルは少なくありません。息抜きでデートをして、結婚式準備のストレスを適度に解消することも大切。お互いへの愛情を再確認すれば、仲直りして準備を再開できるでしょう。
ケンカをしても仲直りして、楽しく結婚式の準備を進めよう
結婚式の準備でケンカしてしまったら、その理由ごとに解決策を考えふたりで乗り越えていきましょう。準備中にケンカしないために、事前に結婚式のイメージを共有し、予算や費用負担、役割分担とスケジュールについて話し合っておくことをおすすめします。ケンカをしたらなるべく早く仲直りすることも大切。ふたりで協力して楽しみながら、結婚式の準備を進めてくださいね。