結婚までの平均的な交際期間はどれくらい?
結婚までの交際期間は平均で約3.5年。ただし年齢によって差があり、若いカップルほど長く、30代以降は短くなる傾向があります。
カップル全体の平均的な交際期間
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、結婚までの平均交際期間は約3.5年です。ただし、実際には「1年未満で結婚する人」から「10年以上付き合ってから結婚する人」まで、カップルによって交際期間には幅があります。
交際期間 |
割合(%) |
1年未満 |
5.3 |
1〜2年未満 |
21.1 |
2〜3年未満 |
21.8 |
3〜4年未満 |
15.1 |
4〜5年未満 |
12.5 |
5〜6年未満 |
10.3 |
6〜7年未満 |
4.6 |
7〜8年未満 |
4.8 |
8〜9年未満 |
1.4 |
9〜10年未満 |
0.7 |
10年以上 |
2.2 |
無回答 |
0.2 |
このデータから、全体の約半数(48.2%)が3年以内に結婚していることがわかります。そのため「3年以内」がひとつのタイミングの目安となっていると言えるでしょう。「早すぎるかな?」「長すぎるかも?」と不安になる人もいますが、大切なのはふたりが納得できるタイミングかどうか。平均を知っておくことで、今後の将来について話し合うきっかけにもなるはずです。
年代別の平均的な交際期間
交際期間の平均は年齢によって変わります。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、年齢が若いほど交際期間が長く、年齢が上がるにつれて結婚までの期間が短くなる傾向があります。
妻の年齢 |
平均交際期間(年) |
24歳以下 |
4 |
25〜29歳 |
3.9 |
30〜34歳 |
2.8 |
35歳以上 |
2.6 |
30代以降になると、「お互いの将来を見据えて交際を始める」ケースも見られ、結婚までのスピードが比較的早まる傾向にあります。
【交際期間別】結婚のメリット・デメリット
結婚に踏み切るタイミングは人それぞれですが、交際期間ごとに見えてくる傾向もあります。ここでは、交際1年未満から3〜4年未満までのカップルが結婚する際のメリットとデメリットを整理して紹介します。
交際期間:1年未満
スピード婚はフレッシュな気持ちのまま結婚生活を始められる反面、準備不足になりやすい傾向があります。交際1年未満で結婚したカップルは全体の5.3%と少数派ですが、最近では初めから結婚を意識して交際を始める人も増えているようです。
相手の価値観やライフプランを早期にすり合わせられれば、1年という期間でも十分に結婚準備は可能。また、恋愛初期のときめきや新鮮な気持ちのまま新婚生活をスタートできるのも魅力です。ただし、金銭感覚や結婚後の生活スタイルなどを確認しきれずに進むリスクもあるため、早い段階で現実的な話し合いをすることが欠かせません。
交際期間:1~2年未満
感情と現実のバランスが取りやすく、結婚に踏み切りやすい時期です。交際1〜2年未満で結婚したカップルは全体の21.1%。この時期は、さまざまなイベントや季節を一緒に過ごす中で、お互いの人柄や価値観を知るチャンスが増えます。
また、恋愛感情を高めるとされる「フェニルエチルアミン」という脳内ホルモンが多く分泌される時期でもあり、愛情が盛り上がった状態で結婚に進みやすいのが特徴です。一方で、気持ちの盛り上がりだけで判断してしまい、結婚後にギャップに戸惑うケースもあるため、冷静な判断も忘れずにいたいところです。
交際期間:2~3年未満
多くのカップルが結婚を決断する期間です。全体の21.8%が、交際2〜3年未満で結婚に至っています。この期間は、お互いの価値観や人生設計、家族関係なども含めてしっかり向き合えるタイミング。特に20代のカップルにとっては、恋愛感情と生活面での現実のバランスが取れてくる時期でもあり、落ち着いて結婚を考える人が多い傾向にあります。
この頃までに、周囲の友人や家族との関係も自然と築けていることが多く、結婚への理解や後押しを得やすいというメリットもあります。
交際期間:3~4年未満
安心感がある一方で、決断の遅れが不安を生むケースもある期間です。交際3〜4年未満で結婚したカップルは全体の15.1%。この期間は、相手の良い面も悪い面も理解し合い、自然体で過ごせる関係が築けている人が多いです。また、結婚資金の準備や同棲経験を通して、結婚後の生活に向けた現実的な準備が整いやすい時期でもあります。
ただし、交際期間が長くなるほど「本当に結婚するの?」という不安や、マリッジブルーを抱えることも。妊娠・出産を希望する場合は、先延ばしせずに結婚時期を明確にすることが大切です。
結婚を意識したきっかけやプロポーズのタイミング
交際期間にかかわらず、結婚を意識するきっかけはふとした瞬間に訪れるもの。ここでは実際に多くのカップルがプロポーズや結婚を決めたきっかけや、そのタイミングについて具体的に紹介します。
何気ない瞬間に決意
パートナーとの結婚への意思を固めるのは、ふたりで一緒に過ごしている何気ない瞬間であることが多いようです。相手の自然な振る舞いを見て「ずっと一緒にいたい」と感じたときこそ、結婚を現実的に考え始めるタイミング。例えば、病気のときに看病してくれた、仕事の愚痴を聞いてくれた、好きな料理を作ってくれた…など、幸せな結婚生活を想像させる行動が、パートナーの心をグッと掴むのかもしれません。
周囲の環境が変化した
結婚にあまり興味のなさそうな人が、突然結婚を意識し始めるきっかけが周囲の環境の変化です。遠方への転勤が決まったときや、親友の結婚など取り巻く環境が変わったときに、自分の立ち位置を見つめ直すことがプロポーズへとつながるよう。
家庭を持つ自信がついた
ある程度の収入が得られるようになり、家庭を持つ自信がついたタイミングで結婚を意識し始める人も多いようです。単純に収入がアップするだけではなく、昇進など社会的なステータスが上がったときにも同じことが言えます。
年齢を意識したとき
25歳、30歳など、自分やパートナーの年齢の節目に結婚を決意する人も少なくありません。周囲も同じタイミングで意識し始め、同級生の結婚ラッシュが来るのも一因でしょう。特に子どもがほしいと思っている人は、30歳前後で強く結婚を意識し始める傾向があります。
プロポーズする際に気を付けるポイント
一生に一度のプロポーズだからこそ、後悔のないように準備しておきたいもの。成功のカギは、相手の気持ちや状況をしっかり考慮することです。
相手の状況を最優先に考える
プロポーズの成功はタイミング次第。どんなに素敵な演出でも、相手の気持ちに余裕がないと受け入れてもらえないことがあります。たとえ誕生日や記念日といったロマンチックな日でも、結婚に対する意欲がない時期に行えば逆効果になりかねません。仕事の忙しさや体調、気分の波など、普段の様子や会話からパートナーの状況を見極めましょう。相手の心の準備が整っているタイミングを選ぶことが何よりも大切です。
演出や場所は相手目線で選ぶ
プロポーズの演出や場所選びでは、「相手が喜ぶかどうか」を最優先に考えましょう。レストランやホテルなど定番のスポットも、サプライズや人前での演出を好まないタイプにとってはプレッシャーになることがあります。特別感を出そうと無理をせず、落ち着いた場所で自然体の気持ちを伝える方が、相手の心に響くことも。自分の理想よりも、相手の性格や好みに合った演出を選ぶことが成功のカギです。
婚約指輪は余裕をもって準備する
婚約指輪の準備は、プロポーズの数週間〜数カ月前から動き始めるのが理想です。完成品でもサイズ調整や納品に時間がかかることがあり、オーダー品や人気モデルとなると、受け取りまで1〜2カ月以上かかるケースもあります。プロポーズ予定日から逆算してスケジュールを立て、余裕を持って行動しましょう。また、サプライズを成功させるには、事前に相手の好みや指輪のサイズをさりげなくリサーチしておくことが重要です。
プロポーズにおすすめのフェスタリアの婚約指輪
最後に、結婚を決意したカップルにおすすめのフェスタリアの婚約指輪を紹介します。自分たちに合った指輪を選んでくださいね。
シンプルでいて王道の一粒ダイヤモンドリング
フェスタリアのInnocent イノセント
価格:¥143,000~(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
シンプルなストレートラインが際立つ、王道のソリティアリング。やわらかな丸みを帯びたアームが手元に優雅な印象を添え、フェミニンさを引き立てます。流行に左右されないデザインなので、どんな時代でも長く愛用できるのが魅力。シンプルで洗練された雰囲気を求めるカップルにおすすめです。
ふたりの幸せが花開くラグジュアリーリング
フェスタリアのSourire スリール
価格:¥341,000~(税込)
※価格は予告なく変更する場合がございます。
花が開いたように輝く「微笑み」を表現したラグジュアリーな婚約指輪です。ふたつの星が映し出されるフェスタリアのオリジナルカット “Wish upon a star®︎” ダイヤモンドを中央にセッティング。サイドビューにまでこだわり、ふたりが愛を誓う教会をイメージしてデザインされています。シンプルな結婚指輪との重ね着けにもぴったり。永く愛を育み、これからさらに結婚へと一歩進むふたりにおすすめしたい指輪です。
幸せな結婚のために。交際期間中にチェックすべきこと
結婚を意識し始めたら、将来を見据えた話を少しずつしていくことが大切です。幸せな結婚生活を送るには、「家庭環境」「人生設計」「金銭感覚」など、価値観のすり合わせが欠かせません。交際中だからこそ自然に確認しやすいポイントを、3つに分けて紹介します。
家庭環境を確認する
結婚はふたりの問題だけではなく、家族同士のお付き合いも始まります。相手の親や兄弟姉妹、親戚との関係性は、安定した結婚生活を築く上で無視できない要素です。交際中に相手の家庭環境について話を聞いておくことで、将来的な不安を減らすことができます。
例えば、無口なお義父さんを「不愛想」と誤解したり、内気な義妹さんに「嫌われている」と思い込んだりするようなすれ違いも防げるでしょう。できるだけ早いうちに相手の家族について理解を深めておくと、円満な関係構築の助けになります。
人生設計を確認する
どんなに仲が良くても、将来のビジョンが食い違えば結婚生活はギクシャクしてしまいます。子どもを持つタイミングや、住む場所、働き方など、結婚後の生活に関わるテーマは様々。
こうしたテーマについて話し合うのは勇気がいるかもしれませんが、交際中にすり合わせておくことで、結婚後のトラブルや衝突を未然に防げます。問題が起きてから話し合うよりも、余裕のある今のうちに価値観を共有しておくことが、安心して家庭を築く第一歩になります。
金銭感覚を確認する
お金の使い方に対する考え方も、結婚生活を左右する大切なポイントです。たとえ高収入でも浪費グセがあれば貯金は難しく、逆に収入が少なめでも堅実な人なら将来に安心感を持てます。
家計の管理や将来の資金計画をスムーズに行うためには、交際中にお互いの金銭感覚を知っておくことが不可欠です。お金に関する不安や疑問は、結婚前にじっくり話し合っておくことで、信頼関係をより強固にすることができます。
平均交際期間に合わせる必要はなし!ふたりの気持ちを大切に
交際期間の長さに正解はありません。平均にとらわれすぎず、大切なのはふたりが納得して結婚を決められるかどうか。将来の価値観やタイミングをしっかり共有しながら、自分たちらしいペースで一歩ずつ進んでいきましょう。