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コラム

2020.11.11

結婚式が多い時期はいつ?人気の月やシーズン選びのポイントを紹介

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一般的には、結婚式が多く行われるのは気候の良い秋と春だといわれます。しかし、結婚式のオフシーズンとされている時期は、比較的費用を抑えられるというメリットも。本記事では、結婚式が多い月と少ない月を、その理由と合わせて紹介します。また、結婚式の時期を決めるポイントや式場選びのコツについても解説します。

結婚式を挙げる人が多い人気の月

屋外で結婚式を挙げるカップル
結婚式を挙げる時期は人それぞれです。しかし、気候やゲストへの配慮などから「結婚式が集中しやすい月」があり、この時期に挙式を予定している人は予約が取りにくい場合も。まずは、結婚式を挙げる人が多い人気の月とその理由を紹介します。

気候が良く過ごしやすい9月・10月・11月

一年のうちでも9、10、11月は特に結婚式に人気の月です。秋晴れと呼ばれる爽やかな天気が多い上、シルバーウィークを初めとする連休もあります。ゲスト側も都合を合わせやすく、遠方から来る人の負担も軽減しやすくなるでしょう。

また、11月は22日(良い夫婦の日)や23日(良い夫妻の日)など、縁起の良い語呂合わせの日もあります。「結婚式の日に意味を持たせたい」と考えるカップルも多いため、結婚式場も混雑するようです。

花や新緑がきれいな3月・4月・5月

色とりどりの花や爽やかな新緑を楽しめる3、4、5月も、結婚予定のカップルに人気です。梅雨前なら晴れの日も多く、過ごしやすい気候といえます。屋外での挙式にもぴったりなので、ガーデンウェディングで花や新緑を楽しむ人も。

春は年度初めの節目の季節でもあるため、「人生の新たな門出の日」とするのにふさわしいといえるでしょう。

ジューンブライドの6月

欧米では、「6月の花嫁(ジューンブライド)は幸せになれる」と言い伝えられています。これにあやかって、日本でも6月に結婚式を挙げるカップルは多いようです。

6月と聞くと「日本では梅雨なのでは?」と雨を心配する人もいるかもしれません。しかし、日本には「雨降って地固まる」という縁起の良いことわざもあり、結婚式の日の雨も風情があって素敵です。6月らしい印象深い結婚式となるでしょう。

結婚式を挙げる人が少ない月

冬に結婚式を挙げるカップル
結婚式の日程が希望通りに決まりやすいのは、結婚式が少ない月。スムーズに日程を決めたい人は、いわゆるオフシーズンを狙うのがおすすめです。ここでは、結婚式を挙げる人が少ない月とその理由を紹介します。  

暑さが厳しい8月

8月に結婚式を挙げるのを避ける人が多い理由は、暑い時期であること。天気は良いものの、高温・高湿度の環境はフォーマルな服装で来場するゲストの負担となる可能性があります。結婚式では、ゲストが涼を取りやすいように、さまざまな工夫を取り入れると良いでしょう。

また、8月はお盆や夏休みの時期でもあります。なかには長期旅行を計画する人もいるので、ゲストの都合が合いにくいケースもあるようです。移動や旅行が多い時期のため、飛行機や新幹線、宿泊施設も高額になりやすく、タイミングによっては予約を取るのさえ難しい場合も。

結婚式に遠方からのゲストを呼ぶ際には、ゲストの負担が大きくならないよう考慮することが大切です。

寒さが厳しい1月・2月

1・2月の結婚式は、寒さがポイントとなります。降雪などがあれば、ゲストは公共交通機関での来場は困難になるこことも。加えて1月は新年が明けたばかりで、忙しい人も多いため、慌ただしい雰囲気の挙式となる可能性も。

また、色とりどりの風景を楽しめる春や秋と比べると、冬はフォトスポットが限定されてしまいます。華やかな春や夏と比べると、少し控えめな雰囲気の写真となるかもしれません。

結婚式を挙げるシーズン選びのポイント

結婚式の予定を立てるカップル
どの月に結婚式を挙げるべきか悩むときには、費用やゲストへの負担、さらにお日柄などから考えてみると良いでしょう。結婚式を挙げるシーズンを選ぶ時に、検討すべきポイントを紹介します。

挙式費用を抑えたいならオフシーズンを選ぶ

夏(7~8月)や冬(12~2月)は、一般的に「結婚式のオフシーズン」とよばれます。結婚式が集中しやすい春や秋と比べると、結婚式にかかる費用を抑えやすいでしょう。式場側は「空き日」を作りたくありません。割引プランを出す式場も多く、こちらを利用すると内容は同じでもお得に式を挙げられます。

より費用を抑えたいなら、「平日」「仏滅」などの日を選ぶのもポイントです。

人気シーズンとそうでないシーズンの挙式費用は、同じプラン内容でも数倍異なるケースもあるため、気になる人は日取りを比較検討することをおすすめします。

ゲストへの負担を考える

結婚式はゲストあってこそ。挙式する月を決める場合は、ゲストへの負担について十分に配慮するのがマナーです。考えておきたいポイントは、次の通り。

・フォーマルな服装でも心地よく過ごせるか
・移動が負担にならないか
・ゲストの都合を付けやすいか

ゲストに心地よく過ごしてもらうなら、気候は重要です。暑すぎず寒すぎない季節がおすすめです。また、年末年始は予定のある人も多い時期。この時期の挙式はゲストの負担となる可能性もあります。大型連休の期間に挙式を予定する場合は、早めにお伺いを立てておくなどの対策を取ると良いでしょう。

お日柄を考慮するとなお良い

年配のゲストがいる場合には、六曜をチェックしてお日柄を決めるのもおすすめです。

例えば大安、天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)や一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)などは、「お日柄が良い」とされ、結婚式に向いています。特に天赦日は、年に数回しかない貴重な日です。お日柄にこだわるなら、天赦日のあるシーズンを選ぶとなお良いですね。

シーズンごとの式場選びのコツ

美しくセットされた結婚式場
どの季節に結婚式を挙げるかにより、式場の演出やできることも変わってきます。季節にふさわしい式場選びのポイントを紹介します。

春は気候の良さを活かした式場を選ぶ

春の式場は、新緑や花の美しさを楽しめるガーデンウェディングがおすすめです。「披露宴は屋内で行いたい」という場合は、デザートビュッフェなどを屋外に設置するとゲストにも喜ばれます。

また、春といえば桜が美しい季節。和装が映えるので、和装プランが充実した式場を選ぶのも良いですね。

夏はリゾート感のある式場を選ぶ

夏の結婚式は、リゾート地のような雰囲気を取り入れると良いでしょう。プール付きで夏らしさを満喫できるゲストハウスウェディングなどがおすすめです。

また、日中の暑さを避けるなら、ナイトウェディングを選択する方法も。夏になるとさまざまなナイトウェディングプランも登場するので、気になる式場を比較してみてはいかがでしょうか。

秋は食べ物にこだわって式場を選ぶ

「実りの秋」ともいわれる秋は、食材が充実する季節です。レストランウェディングを選んで、ゲストにおいしい食事を振る舞うと喜ばれそうですね。

また、秋は雨が少ないため、ガーデンウェディングにも最適。紅葉を背景に写真を撮れば、印象深い結婚写真となるでしょう。

寒い冬は和装婚に最適な式場を選ぶ

寒い冬には、和装婚がおすすめです。重ね着が苦にならない上、モノトーンの風景には艶やかな着物が良く映えます。和装婚が充実した式場を探してみてはいかがでしょうか。

どうしても寒さが苦手な人は、リゾートウェディングを選択するのもおすすめです。国内外のリゾート地で、思い出に残る結婚式を挙げるのも素敵です。

冬はクリスマスやバレンタインなど、カップル向けのイベントが多い季節。ナイトウェディングでは、イルミネーションなど雰囲気の良いロケーション写真が撮れそうですね。

「結婚式が多い月」にこだわらずふたりにとって最適な時期を選ぼう

結婚式を挙げるカップル
結婚式が多い秋や春は、気候が良く晴れの日に最適といわれます。しかし、その分予約が集中するため、思い通りの日程や希望の会場を押さえられないことも。季節へのこだわりがないのなら、費用も抑えやすいオフシーズンもおすすめです。

結婚式は一生に一度の大切な日です。ふたりで良く相談し、挙式に最適な月を選びましょう。

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